※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)
ここでは、ノベルの第話のレビューからまとめました。
悪役のエンディングは死のみ 人物相関図
人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。
イオカ帝国世界設定
イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。
レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。
魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。
悪役のエンディングは死のみ192話(外伝24話)あらすじ
獣のように光ったカリストの赤い瞳が、ちらりと横を見て言った「黙れ」セドリックに対して暴言を吐くカリストを落ち着かせようとした。「分かりましたから、早く会議に行ってください。陛下と結婚すれば、私の評判は陛下にかかっているんです。分かりましたか?」
「俺と結婚する気はあるのか?」相変わらず拗ねた声だったが、怒りは収まったようだった。こういう時は、言うことを言って切るのが一番だ。「もちろんです。あと少しで会えますし、拗ねてないでお仕事頑張ってくださいね」「私はもう行きますね。ではまた、愛してます」チュッーー水晶に口付けして、カリストの声を無視して通信を切った。「・・ふぅ、疲れた」
コンコンーーノックの音とともに、ボビーが入ってきた。ボビーは夫が朝から野イチゴを持ってきたといってカゴを差し出した。魔物の群れは大丈夫だったかと尋ねながら、カゴを受け取った。先ほどの吐き気のせいでまだ胸が気持ち悪く、また吐き気がしないかと怖かったが、幸いにも野イチゴを口にしても吐き気に襲われることはなかった。
私は、野イチゴを頬張りながら、昨日作ってくれたスープが腐っていたようだと伝えた。ボビーは驚き、味見してくると言って止める間もなく厨房に走っていった。余計なことを言ってしまったと思い、彼女について行った。私が着く頃にはボビーが鍋のふたを開けて味をみていたが、「大丈夫そうですよ?」と言いながら振り返った。
「本当ですか?じゃあなぜ・・・」と彼女の横に立って鍋の中を覗き込んだ瞬間、ふたたび吐き気がこみ上げてきた。ボビーの声かけに答える間もなく、トイレに駆け込んだが、胸のむかつきとは裏腹に、何も出てこなかった。私は口をゆすいでふらつきながら部屋に戻った。
首都に戻る前に、ジンに治癒魔法をかけてもらうか相談してみようかと考え始めたその時、立ったまま足を踏みならしているボビーと目が合った。ボビーがためらいながら口を開く「その・・・秘密にしますので、ご心配なく」彼女の視線は私のお腹に向かっていた。私は思わず、違いますよ!と叫んだ。
結婚するまでは子供を作らないという話には、私もカリストも同意していた。彼は5年間離れ離れになるかわりに、新婚5年以上は二人でいたいと言っていたので、避妊は徹底していたのだ。と、突然さきほどのカリストとの会話と似たような場面が脳裏をかすめた。カリストの28歳の誕生日の日のことー
ー誰の婚約者か知りませんけど、今日に限ってかっこいいですね。
ーハッ、酔っ払ってないで早く寝ろ。
ーはあ、寂しいな。最近は前と違って冷たいな。あなたの誕生日を祝うために駆けつけたのよ!それなのに他の女たちと楽しそうに話したりして・・・私たちよりその女たちがいいわけ?
ー俺がいつそんなこと!久しぶりにあったのに泥酔して寂しいのはこっちだ・・おい公女!服が破れるだろ!
ーじっとして!今日は私があなたを滅茶苦茶にしてやるんだから!
ーはぁ、まったく・・・・
「最悪・・・」私はきれいさっぱり忘れていた1ヶ月前の出来事を思い出した。あの日、カリストはやけに輝いていて、婚約者がいるっていうのに、貴族たちがこぞって彼に自分の娘たちを挨拶させていて。普段なら公爵がいたから、そんな無謀なやからはいなかったのに、皇帝の誕生日を祝いたくないと公爵が欠席で・・。私はシャンパンをがぶ飲みして、泥酔して、必死に止めるカリストに勢いよく襲いかかった。「嘘でしょ・・・」
私がふらつくと、もう一人の体じゃないから気をつけて!とボビーが素早く私を支えた。私はなんとか落ち着き、彼女に馬車を頼んだ。ホルテに行って、魔道具を買ってきて妊娠を確認するためだ。ジンの移動魔法を使えば1時間以内に戻ってこられるだろうが、彼は皇帝の忠実なしもべ。彼は、この事実を隠すべき相手第1位だ。
馬車でホルテに行くとなると、休みなく走っても2日かかる。ボビーは心配したが、絶対にジンに知られず確認するためにはこの方法しかないと私は言った。心配したボビーはためらいがちに、自分たちの村に伝わる伝統的な妊娠確認方法を教えてくれた。思ったよりも簡単な方法だった。
夜になると、満月が空高く浮かんでいるのを確認し、そっと宿舎を抜け出した。村の明かりも隣のジンの宿舎の明かりも消えていることを確認し、ボビーが教えてくれた場所へ急いだ。現在発掘のために掘削作業を行なっている場所の近くだった。崖の端に着くと、大きな岩が積み重なった緩やかな渓谷が見えた。
ーー月影の花をご存知ですか?岩の間で育つ野生の花です。夜になると花を咲かせます。渋いので、普通の人は食べてもすぐに吐き出しますが、つわりのある妊婦たちは酸っぱくておいしいと言うんです。
ボビーの言葉を思い出し、岩の隙間を探すと、すぐに見つかった。若い人たちが村を出てから、誰も近づかない場所で時々蛇が出るので気をつけてというボビーの言葉が耳元をかすめたが、気にしなかった。小さな動物より、魔物の方が危険だし、万が一に備えて巻物をたくさん持ってきた。
岩を伝って下に下りて、緊張しながら黄色の花びらの下の黒い実をちぎって、手のひらいっぱいに集めると一気に口に入れた。噛み砕く。「・・・おいしいじゃない」魔道具でもう一度確認すべきだが、この民間療法の結果だけでいうと、本当だった。”妊娠したんだ”
脚の力が抜け、その場に座り込んだ。お腹をたどたどしく触りながらもまだとても信じられなかった。”私は・・・いい母親になれるんだろうか”急に怖くなった。両親からの愛情を受けたことがない私が、子供を産んでうまく育てられるのだろうか。”ひとまず戻ってカリストに・・いや、首都に行ってもう1回確認してから話そう”必死で気持ちを落ち着かせ、ふらつきながら立ち上がった・
再び崖に登ろうと、手をついた瞬間。ゴゴゴゴーー。手のひらに振動が伝わり、足元の大きな岩が突然上に突き上げ、ものすごい砂ぼこりと共に動いた。慌てて横にあった岩に飛び乗り、またその岩まで揺れ、他の岩に飛び乗り、飛び石を渡るように、岩を伝ってひたすら上に登った。
悪役のエンディングは死のみ192話(外伝24話)レビューまとめ
服を引き裂く・・・
ぺぺが止めるカリストを襲う・・・
いや、ぺぺのお父さん。誕生日だけは祝ってあげたくないと不参加だったのすごく面白い
ぺぺは酒に酔うと、カリストよりももっと暴走しますね
カリストに赤ちゃんがいると伝えるときの反応気になる〜
なるほどカリストは28歳か・・たしかにあの世界で皇帝が28で子供もいなければ狙われるかもね
いや、ちょっと酔っ払いのシーンは私も恥ずかしくなっちゃいましたよ。
わたしの感想◎カリストとペネロペのやきもちのシーンが本当に二人らしくて、面白い。まさかペネロペが襲っちゃうなんてねえ。
まとめ
悪役のエンディングは死のみ ノベル話のレビューをまとめました
ノベル193話レビュー
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