※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
ピッコマで連載中の人気漫画「悪役のエンディングは死のみ」ノベル版のあらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに楽しんでいただきたいと思い、作成しました(韓国のwebサイトで外伝ゾーンまで読破済み。口コミは韓国におけるレビューになります。少しずつ上げていこうと思います)
悪役のエンディングは死のみ 人物相関図
人物相関図を書いてみました。ご参考に楽しんでください。

イオカ帝国世界設定
イオカ帝国:レイラーが犯した罪が魔術師の仕業だと誤解して魔術師を排斥している。
レイラー:レイラー神国の残党。魔術師を根絶し、大陸を支配しようともくろむ集団。
魔術師たちは過去に命がけでレイラーをバルタ国に封印した。魔術師が消えたらレイラーの封印が解かれてしまう。
悪役のエンディングは死のみノベル162話あらすじ
ペネロペの鏡棒を大事に持っておき、事が終わったら返すつもりでいるイクリスに、かけらが揃ったのにペネロペの物なんか欲しがるはずがないと嘲笑うイヴォン。それでもイクリスはイヴォンを警戒し、約束は守れよ、と念を押した。イヴォンは席を立ち、威厳のある黄金の椅子にイクリスに座るように促した。これからはあなたの席だと言いながら。イクリスはそれではない、と否定して、部屋の隅にいる子どもたちの安全をイヴォンにあらためて約束させた。
イヴォンは満面の笑みで安全を約束した。過去では、魔術師たちが必須だった。彼らの魔力に満ちた生命力はレイラー族にとって最高の食事だから。しかし、初めての回帰時、魔術師を生贄にささげて復活させたレイラーたちは傲慢で自己中心的で、手当たり次第に人間を殺すと、次第にイヴォンの座まで狙いだしたのだ。真実の鏡を奪って、すべてを支配しようとする者が続出したのを見て、イヴォンは絶望したものだった。
だが、すぐにイヴォンはこれはチャンスだと気付いた。黄金竜の牙を持つ者が牙を使えるのは一生に一度だけ。過去に完全体となった体と力は、回帰した後もそのままなのだ。つまり、完全な体で、牙をもう一度使えるということに思い当たった。家族と兄弟を殺された復讐心は時間が絶つにつれて薄れ、ついに自分が望んでいるものはレイラー族が支配する世界ではなく、彼女自身が支配する世界だとイヴォンは悟った。
その時、兵士が入ってきて、帝国軍の進入を告げた。西門を突破、太陽宮に進軍しそうだと報告する。イクリスが真っ先にペネロペについて尋ねる。皇后宮はまだ未確認だという兵士の言葉に悪態をついて、イクリスは部屋を出ていった。出ていく直前、デルマン軍に人質と鏡棒を守るようにと鏡棒を渡しながら命じた。
気絶したふりをして会話を盗み聞きしていたエミリーの目が開いた。
イクリスが武装した兵士たちを連れて出ていったあと、エレン侯爵は再びイヴォンに近づいて、レイラーとなる儀式はいつになるのかと尋ねた。イヴォンが先ほど座っていた皇座である黄金の椅子を見つめる。その背もたれの特殊な溝に、牙の入っている皇帝の玉璽を入れて回すと、椅子が動いて秘密の空間が現れる仕組みだ。イヴォンは椅子から視線を外し、皇帝の頭の横の宝玉を持ち上げると、いよいよパーティの始まりですよ、と貴族たちに満面の笑みを浮かべた。
巨大な柱のうしろ、秘密通路の中。イヴォンの言葉を聞いていてペネロペは”ハリガネムシパーティ”を思い出して身震いした。カリストは逆に今の状況は好機だと捉えた。エレン侯爵と第2皇子を含む貴族たち十数名など、カリストにかかったら一瞬だ。人質の周りを囲んでいるデルマン軍4人さえなんとかすればいい、とカリストは断言した。カリストが懐から黄金の華やかな短剣を取り出して、ペネロペに渡す。以前、彼の誕生パーティのときに、自分の首を斬れと渡してきたものだ。カリストが先に出て、4人を始末している間に、ペネロペは短剣で人質を助けろということだった。
それから鏡棒を取り返してレイラーを始末するというカリストの計画に、隙だらけだがなぜか完璧に聞こえるとペネロペは返した。確信に満ちた彼の声のおかげで安心できるのだ。しかも彼は今まで自分が言ったことはすべて守ってくれたので、彼の言葉は信じることが出来た。一緒にきてくれてありがとう、とペネロペは小声でささやいた。
ペネロペの言葉に嬉しそうにニヤリと笑ったカリストは、3秒数えたら出るぞ、と告げた。ペネロペが短剣をしっかりと握る。カリストが秘密通路のドアノブを握る。1,2・・・チュッ。3の代わりに唇に柔らかいものが触れた。固まったペネロペにカリストがささやく。”ったく、誰の恋人か知らないけど可愛くて仕方ないよな”扉を開き、謁見室に飛び込んだカリストは剣舞を始めた。
さっさと1人めを斬りつけ、慌てて剣を抜くデルマン人の1人を倒した。噴水のように血が飛び散った。カリストに気付いた第2皇子と皇妃、エレン侯爵の顔が青ざめる。残るデルマン人は2人。2人同時に太ももを斬られた。自分に振り下ろされる2本の刃をぎりぎりでかわすと、1人の上半身を剣で突き上げ、そのままの勢いで最後の1人の首に剣を突き刺した。その兵士が持っていた鏡棒が音をたてて床を転がった。
第2皇子派の貴族が必死に襲いかかってきたが、一瞬で紙のように斬られて倒れた。もう一人切り倒しながら部屋の隅に固まる皇妃たちに近づくカリスト。芝居がかった挨拶をしたカリストは、皇帝殺害、謀反現場を目撃したと暗に示した。エレン侯爵が卑屈な顔でカリストを懐柔しようと試みる。最期の言葉くらい聞いてやろうと思っていたけど、アレを見ちゃったから気分が悪い、と転がる皇帝の頭を見ながらカリストが言った。
どうせお前にとっても好都合だったろう、お前が実行しただろうことをやっておいてやっただけだ、と叫ぶ皇妃。だからそれが問題なんだよ、とカリストが応えた。俺が長年願ってきたことをお前らが奪ったことが問題なんだ、と。だから仕方ないよな、お前らの手足を代わりにするしか・・・と言いながら血だらけの剣を手に近づくカリストは、ゲームの中の”鉄血の皇太子”そのものだった。
ペネロペは、わぁあの狂人が敵じゃなくてよかった、と思った。今が人質に近づくチャンス、とペネロペは通路から飛び出した。イヴォンが動かずにじっとペネロペを見ているのがみえる。どういうつもりかはわからないが、とにかく人質を助けることに専念することにした。子どもたちのなか、ぐったりしているメイドのエミリーを真っ先に助ける。二人でなんとか子どもたちの縄を切って解放していった。全部で7人だった。しかし、動物の仮面をつけた子どもたちのなかにライオンの仮面をつけた子供が見当たらなかった。
悪役のエンディングは死のみノベル162話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

ペネロペ:私は私のものです。カリスト:私はあなたのものです

あのラフな言葉に心が楽になったのは、あなただけじゃない・・・

カリストを表現するのが完璧!!!

エミリーもすごい!

カリストの剣舞がとても好き!

エミリーが本当の悪役が死ななきゃというのを見て、タイトルを思い出した

序盤はペネロペを指し、いろいろと解かれていくといまやイヴォンになったという

恋をするんだ!!!

味方なら心強いけど、敵なら相手にしにくいバカカリスト・・・ははは

正直、エミリーがここまで生き残るとは・・・
わたしの感想◎イクリスがペネロペに執着しているところが、きっとイヴォンの誤算になるんじゃないかなあ。短剣をぎゅっと握って頑張るぞって顔しているペネロペ、きっとカリストから見てものすごく可愛かったんだろうね!
まとめ
悪役のエンディングは死のみ ノベル話のレビューをまとめました
ノベル163話レビュー
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