※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかないノベル239話あらすじ
言葉がまるで割れたガラス片のようにカッセルを襲った。どうにかしてエミリアーノを見ようとすると、彼がガタガタと震えるカッセルの腕を掴むのがわかった。
”記憶は自殺した者だけが・・・”
イネスが、すでに、死んで、私のもとへ来た
カッセルは知らずに泣いていた。感覚がないまま、まるで洗った手のように濡れていて、目が見えず、エミリアーノの顔が見れなかった。
自殺。自殺したって・・・
突然、視界が夜になった。夜会の中央に華やかなイネスがいて、自分を振り返って嬉しそうに笑った。少し前にメンドーサで見た光景だと思った。しかし、自分を通り過ぎて、あるセニョーラを抱く姿から、全く見たことのない光景であることに気づいた。よく着ていた赤いドレス。自分に対して笑うことはなかったが、それでもよく似合って、完璧な姿だった。
”妹が死にそうだ。エスカランテ、私の、イネスが・・・”
小さな耳鳴りがした、脳裏の抵抗が激しい。考えを・・・記憶を・・・
”俺にお前の忠誠を疑わせるな。カッセル。お前がイネスを見つめるその汚れた目が嫌いだ”彼の不愉快な声がした。黒く歪んだ塊のような記憶。カッセルは懸命に記憶を掘り下げた。
”・・・エスカランテ公爵。オスカルがこんなくだらないことまであなたに頼んだのですか?自分が売春宿へ出向いている間、妻の行動を監視するようにと・・・””十八歳で任官まで終えた男がなぜ結婚しないのか。一晩抱く女性すら持たないなんて。”カッセルはイネスのことがわかる記憶を求めた。ただ一言でいいから。どんな記憶でもいいから。”そう、あの子が十三、四の頃だった。私以外は世の中のなにも知らない時から妻として抱くべきだった。私の言葉だけ聞くかわいい子犬のように””ここに私が泊まる部屋はありません。閉じ込められている部屋ならあるけど”
何でもいいから、もっと・・・。”私は何があっても君を疑ったりしないよ。しかし、誰かは思うかもね。そうやって君が主君の妻を慕っていることに気づいたら、次はイネスが見られるね。誰もが知っているように、私にはただ愛する妻だけなのに、いざ私の妻には私が唯一の男じゃなかったら?まさか主君の妻を困らせたいのか?イネスが夫である私から問責でも受けた日には・・・ああ、もしかしてそうやって堕ちるのを待っているのか”順番もわからない記憶は、むしろカッセルにとって呪いだった。
”君がメンドーサに戻るたびに一晩でも共にするようにと、私自ら女性を送り込んだのに、それすら拒否してしまって。黒髪にオリーブの瞳のイネスにそっくりな女性も入れておいたのに。男じゃないのか?主君の妻にだけ発情するクソ野郎か?””お前は私の剣だからな、カッセル。君を切り落とすよりはむしろ私の可愛いイネスを切り落とすよ。私のナイフで””お前が言う通り、イネスは私を愛しているよ。でも他人の噂話にあがったり、誰かの目に入っただけでも罪になるんだ”イネスが自分を愛していると言いながら笑う顔に吐き気がした。
”何も知らなかった。あのクソ野郎は私のたった一人の妹を家畜のように扱っていたのに・・・あのクソ野郎だけはイネスを幸せにしてくれると思って。激しい気性は殺して、お前を大事にする愛する夫にたまにはおとなしいふりをしろと、私は妹に、私の口で・・・その地獄で幸せになれと言った。エスカランテ”泣きながらルチアーノが自分に言ってきた前からイネスの目から隠せない不幸を見ていたから、わかっていた。それでも少なくともオスカルにはイネスが大切だと思っていた。”世界で一番愛らしい私のイネス・・・カッセル、君が成人してどんな女性に会っても、私の婚約者以上に愛らしい人はいないだろう”
幼い頃からとても大切にしていたのを見てきた。幼い頃からイネスはオスカルの隣でいつも幸せそうに見えて。次第に君が君の夫をもう愛さなくなったとしても幸せではないとしても。彼に疑いを駆り立てたのは自分だから、結局切り落とされるのは自分のはずだ。ただ、遠くに追いやりたくて、君の名前をナイフのように突き刺して反応を見たいだけだ。にもかかわらず、イネスが現れたらその憎しみの目には明るい光が浮かんでいたよ。
君をそれほど大切にしているオスカルが、君を害するなんて・・・”私の愚かで高潔ないとこ。本当にお前が抱いたお前の妻を愛すると思ったのか?”カッセルはそこで耐えきれず、石の床に頭を打ち付けた。エミリアーノが慌てて助けようとしたが、カッセルは自分で立ち上がった。
”お前が覚えていないのが残念だよ。イネスがお前を覚えていないのもな。お互いに覚えていないなんてな。むしろ、私のように賢い選択をしていたらな・・・どれだけ面白かったかな”
エミリアーノはカッセルが心配になった。
”そうだったら、イネスがどれだけ大切な存在だったか知っていたはずなのにな。イネスがその偉そうな昔の夫の惨めな姿を見たのにな。お前のイネスが私の種を受け取り、私の子供を産んで、母后になるのを見て剥奪感を感じて”
カッセルは気をしっかりするためにしたことだから大丈夫とエミリアーノ言った。
”まあ、イネスは子供を産めない役に立たない体かもな。今もっと大きな侮辱の中で生きている彼女を見たら、昔のお前ならどうしただろうな。何も覚えていないくせに私のことを殺したい顔をしているな”
エミリアーノは治療をすすめるが、カッセルはしきりに部屋から出たかった。4歳から成長を見てきた女性。幼馴染だった少女。彼女を困らせまいと遠ざかるほど、彼女の名前を思い出した。
”お前が獣用の薬まで飲んで、無理やり発情してやっていることをイネスは知っているかな。かつてのお前はとても純真で、イネスではない他の女に指先だけでも触れようものなら、その部分を切り落とさないとと考えるほどだったのに”自分のこれが愛だったなんて・・・”今は遠くからやっと見ている女性のために、以前の自分が最も嫌っていたことをするなんてな”それでもこのクソ野郎を殺さずにいるなんて。愛を初めて悟った瞬間は破壊的だった。その日、カッセルは祖父が自分に植え付けた祖国への忠誠心をすべて忘れた。その忠誠心の忘却が薄い記憶の中に鮮明に染み込んだ。
カッセルはなんとかふらふらとドアを押して出て行った。
”幼い頃の君は、まったく目を離すとは思わなかったよ。ペレスの狩場でも、宮廷でも・・・”イネスが、自分のせいで壊れたのか。耐えられなかった。やがて本堂に通じる小さなドアを開けた。”君のイネスを売春婦のように飼い慣らしておいたよ、カッセル”凶悪な目が八使徒の彫像を見た。カッセルは祭壇へ向かった。”君を私のかわりにベッドに押し込んだら、歓迎してくれるだろうよ”
祭壇の上の守護の聖物を手に取ると、冷たいアナスタシオの像の下にむかった。頭から血を流しながら、使徒の足首を聖物で強く叩いた。一番細い部分で、すぐにどこかが割れる音がした。追いかけてきたエミリアーノは青ざめながらその姿を見た。カッセルは復元中の守護聖像を破壊していた。教団で、殺人罪よりも重い重罪と言われる罪悪を故意に犯すために。
この結婚はどうせうまくいかないノベル239話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

じゃあオスカルは、以前のあの多くの生で、全部覚えていながらわざとカッセルをめちゃくちゃにしようと、イネスを汚したの?今まで読んだことのある小説の中で、オスカルほど汚いものはいない。本当に気持ち悪い

イネスは皇太子妃の人生の前にカッセルの妻だったということ?そして、神から忘却をもらい二人は第二の人生を生きた。最初の人生でカッセルに嫉妬したオスカルが自殺して、記憶を持って生まれ、カッセルとイネスをいじめたってこと・・・?

最初のスタートはオスカルか・・・

自殺したオスカルがイネスを横取りしたんだ〜〜

カッセルに対する敵意

今回の生では、オスカルに自殺させず、ひどい終末を迎えてほしいです
わたしの感想◎イネスへのあの態度が、カッセルに対する嫉妬心だったなんて、本当に最低最悪でひどすぎる。イネスを愛しているカッセルが今回それを知って、耐え難いよね
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
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