※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない400話あらすじ
もう触ってもいいと許可するカッセルに、もともと自分のものだと不服そうに唇を尖らせるイネス。その唇に彼の唇が重なった。低い吐息とともに舌を絡める彼に、彼女は吐息をすべて飲み込みながら、濡れたガウンの内側へ手を滑り込ませた。逞しい胸の突起をいたずらに摘まんだ後、怪我のない方の肩を掴み、彼の体に唯一纏われていた衣類を押し下げた。
怪我側の腕は袖を通していなかったため、それだけで十分だった。どうせ脱がせるのにわざわざ着込んだのかと文句を言いながら胸元に噛みつくイネスに、興奮しているのが丸見えだったから隠す必要があった、目的がそれだけみたいに見えては困ると彼は恥じらうように笑った。妻に触れと言わんばかりに急いで体を洗ってきたくせに、他にどんな目的があるというのか。
イネスは重なろうとする唇を避けて鼻先を噛み、無造作に彼を握りしめた。こっそり済ませてきたのかと確認すると、君なしでは駄目だと言われたからと彼は喘いで否定した。そこまで言った覚えはないが、変態ゆえか幸せそうに見えるので、イネスはただ、彼を幸せなままにしておくことにした。
案の定、イネスの言葉に昂ぶった彼は彼女の首を引き寄せた。腰をきつく抱けない代わりに、顔をうずめても押し出されないよう必死に繋ぎ止めていた。イネスが耳元に噛みつき、手の向きを変えると、自分とはあまりに違うか細い力によってあり得ないほど支配される感覚に、恐怖すら覚えた。耐えきれず首筋を噛み、至る所に痕を残すと、イネスは奨励するようにうなじを撫で、自分のものだから痕をつけてもいいと囁いた。
その一言がカッセルの頭に火をつけた。荒々しく唇を飲み込み、深く口づけを交わす。イネスは彼の舌を強く吸い込み、後頭部の濡れた金髪をかき抱いては優しく解いた。その奔放な手つきの正体を彼は知っていた。砕けるほど抱きしめたいのに、背中を撫でるだけで傷つけてしまうのではないかという、もどかしさを。
自分の子を宿した妻。自分を父親にしてくれた人。私が君のものである証。そして、君が私のものである証。愛情が野火のように燃え上がり、飢えた犬のような貪欲な感覚が高まっていった。父親のくせに子供たちの前でと嘲笑うイネスの瞳は、かすかな光を受けて輝く夜のペリドットのように柔らかくきらめいていた。軽蔑の口調と裏腹に愛を語る瞳が、彼を狂わせていることに気づいているのだろうか。荒々しさを押し殺し、腹部に負担がかからぬよう腰の上を慎重に支えながら、唇だけが執拗さを増していった。
するとイネスは、今度は自分が跪いてあげようか、どうせ長くは持たないでしょうと悪魔のごとく囁いた。カッセルは唸り、その唇を噛んだ。誰の許しを得てそんな真似をと荒く息をつきながら、寝間着越しに胸を掴み、胸から腹部、顎の先まで情欲で汚した。勝利の微笑みを浮かべるイネスの顔を拭い、腰の下にそっと手を差し入れて抱き上げた。片手だけの彼に合わせ、イネスは体を丸めて協力した。慎重にベッドへ下ろすと、さっきの別館の部屋であのまま最後までしていたらどうするつもりだったのかと彼は呟いた。
あの部屋がヴァレスティナ公爵のためのものだと知ったのは直前だった。義父の部屋でスカートを捲り上げていた悪夢に青ざめる彼を、イネスは美しい微笑みでからかった。父はまだ部屋の存在すら知らず、数年後には子供部屋になると告げ、怯える姿が見たかったからわざと黙っていたのだと。義父の部屋に子供部屋。高貴な部屋着に残った自分の汚れが、満足感と申し訳なさを同時にもたらしていた。睦み合ったことを後悔されては困るというイネスに、死ぬまでそれを後悔はしないと返しながらも、もし知っていたらもっと興奮していただろう自分がイカれていると彼は嘆いた。
再び唇が重なり、熱は顎を伝い鎖骨へと降りていく。鎖骨の下から閉じた部屋着を解く手はどこまでも慎重だった。ボタンが一つ外れた途端、イネスの体が強張った。明かりを暗くしてほしいと彼女は言った。大丈夫だとカッセルは答えたが、それが彼女に向けた言葉か自分への言い聞かせかはわからなかった。服を大きく広げず、淡々とボタンを外していく。風呂上がりの体温に同じ石鹸の匂いが重なる。どれほどこの瞬間を夢見てきたことか。毎晩の平穏を象徴するカルステラの匂いを。
しかし、カッセルが感慨に浸る余裕はなかった。胸元で服の端を掴む手がガタガタと震え出した。胸の上部を長く横切る槍傷の痕は、想像を絶するものだった。掌ひとつ分もの長さ。縫合線の外まで赤らんだ肌が、刃の深さを物語っていた。宙で固まっていた手が荒々しく振り下ろされる。あいつをもう一度殺してやる。自分が一度死んであのクズをこの世に呼び戻してでも、手足を引き千切ると、慎重で優しかった顔が冷たく豹変した。彼女のことが目に入っていないような、あるいは彼女しか見えていないような極端な眼差しだった。
すべて終わったのよ、とイネスは静かに言った。一瞬にして、袖や裾を引き裂く力が加わり、彼女は裸身となった。普段なら全身にうっとりとした視線が注がれるはずだが、今の体には以前なかった大きな傷跡が三つも刻まれていた。そちらに視線を奪われるのも無理はないだろう。
彼女は努めて冷静に彼を見つめた。カッセルは、ナイフで切り裂かれた腕と、半分貫通した太ももをじっと見下ろした。もはや顔を歪めることも、怒りに叫ぶことも、悲しむことさえしなかった。ただ呆然と傷跡を見つめていた。まるで時間が止まってしまったかのように。
この結婚はどうせうまくいかない400話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

見てしまったね、ついに見てしまった・・・

作家さま、400話到達、本当におめでとうございます。一気に読み進めるのに夢中でコメントする暇もありませんが、幸せな読書タイムを過ごしています!!残りの200話ほどは、ひたすら「カッセルとイネスは子供たちと末長く幸せに暮らしました」という結末にしてくださいね〜

カッセルのブチギレ具合、理解できる!愛する人のあんな傷跡を見て、頭にこない人なんていないでしょ!

夫婦そろって面白い。自作自演も名作にしちゃうね

胸が痛いよ

あぁ・・・涙だよ

互いの傷の確認、そして怒り
わたしの感想◎自分が死んでこの世に呼び戻してまで殺してやりたいという、回帰の仕組みを知っているカッセルの怒りの最頂点を感じたよ
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
401話

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