※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない485話(外伝13話)あらすじ
わずか半月ぶりの再会にしてはあまりにも大げさなものだった。二人は閉め切られたバルコニーからホールへと這い出し、すぐさま誰にも使われていない廊下へとつながる場所へ消えた。カッセルは自分たちが子供の頃に通ったことがある廊下を覚えており、イネスがここは外から鍵がかかっていると指摘すると、彼は扉の取っ手を掴んで捻り、継ぎ目をひしゃげさせて開けた。
ドアを壊したのかと尋ねるイネスに、壊したのではなく二度と使えなくしただけだと言い、イネスはあっさり納得した。今自分がいたくない場所を静かに抜け出すことができるならば他人の家の鍵を壊すことに罪悪感を抱かない夫と、時折ならそれを面白がる妻だった。どうせイハル家の財産なのだ。今回は音の出ない拍手まで送ってやった。
二人はさらに暗い外廊下へと足を踏み入れた。メンドーサの夜会には恋人たちの密会用の客室が堂々と存在しており、さきほどまでイネスたちがいたバルコニーなどはもう少し可愛らしい「精神的な浮気」のための場所であったが、本来どちらも夫婦のための場所ではなかった。夫婦間に熱烈な愛を求めるのは時代遅れとするメンドーサ貴族の風潮は相変わらずだった。
夫婦間における「度を越した愛」は、肉体的にも精神的にも推奨されるものではなかった。名誉は結婚で得て、愛や快楽は愛人から得るのが貴族らしく洗練された処世術とされていた。「愛が溢れるところには憎しみも溢れる」というオルテガの古い言葉の通り、貴族たちは夫婦間の感情を最も警戒すべきものとしていた。結婚とは最も崇高な政治的結合であり、オルテガ人特有の刹那的な情熱で壊していいようなものではないと。
そうした社交界において、エスカランテ若公爵夫妻は異質な存在だった。美しくお似合いで、ロマンチックな噂ばかりの二人を羨みつつも、あれほど愛を抑えきれない様子ではいつまで続くかと囁かれていた。あのような物語の結末は今まで散々見てきた、今はまだ子どもたちが幼くて盛り上がっているが、あれでは後になって受ける傷もおおきいだろうと、周囲が余計な心配をするほどだった。
カッセル・エスカランテも、イネス・エスカランテも、あんなにも愛にのぼせ上がって甘い様子を見せているのなら、その末路はきっと、誰もが逃げ出してしまうほど無惨で殺伐とした光景になるだろう。もはや、ただの仇同士というレベルでは済まないはずだ。
カッセルは常に陸にいる男ではなく、軍港での生活が中心になる。不在の間にイネスがレオナルド・ヘルベスと火遊びを楽しみ、メンドーサで遊び暮らすようになるだろうという推測や、そうなったらいずれ提督の現地妻がカルステラの邸宅に居座るだろうという想像が、決して嫉妬や羨望などではなく、合理的な帰結として語られていた。
しかし二人のエスカランテは、そうした期待に応えるつもりなど毛頭なかった。バルコニーから出てきた時に、まさか2人でずっとそこにいたのかとマヌケな顔でヤルガバ侯爵夫人が見ていたとイネスが言えば、カッセルは、今頃目撃談を語り歩くのに忙しいだろうなと応じた。流行に遅れようが陰で何を言われようが気に留めないこと自体が、他の貴族との決定的な格差を証明していた。
エスカランテ若公爵夫妻が「夫婦」として羨望の的であり続ける限り、ある日突然、配偶者への貞節がメンドーサの新しい風潮になったとしても不思議ではない。夫婦が情熱的な恋人のように夜会での密会を楽しみ、「度を越した」愛をさらけ出す。すでに今の放蕩な流行とは無関係に、それを理想的だと考える者たちも増えていた。
質素な官舎、軍港の片隅で子供たちを素朴に育て、体面をかなぐり捨てて互いに献身的な愛を捧げる二人の姿は、信心深い人々にとってはオルテガ人のあるべき姿だった。たとえ欲望に目がくらんで睦み合っていても、周囲が勝手に美化してくれる奇妙な存在になっていた。
折しもこの日は、マクシミリアーノ・ヴァレンザの人生初の告発を控えた日だった。皇帝に対して静かに怒りを燃やしていたイネスは、普段なら適当にあしらうところを、不機嫌な顔で現れた夫の本能をわざと刺激し、バルコニーでの行為をほんの少し計算ずくで受け入れた。自分の子供たちに向かって腹の中で死んでいればよかったと言い放った相手に、「さっきから顔の周りを虫が飛び回っているのに、どうしても捕らえて殺すことができない」――そんな自分が感じた不快感を味合わせてやるために。
イネスは暗い階段をカッセルの腕に半分抱かれるようにして下りた。突然差し込んだ光に誘われて1階の長廊下を見やると、皇帝の近衛騎士たちが整列していた。ここだったみたいと囁くイネスに、カッセルは愛おしそうに微笑みながら、怖いから君が行ってきてと彼女を送り出した。
この結婚はどうせうまくいかない外伝13話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

本当にしっかりしてる!!

小悪魔な夫婦♡

おほーーーーー

イネス、やっぱり策士だわ

カッセル、この小賢しいやつめ
わたしの感想◎カッセルが来なかった場合はどういう作戦の予定だったかも気になる
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
486話(外伝14話)

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