※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの176話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。




今日のひとこと
ビエーゼ「私はロンバルディです!高貴なロンバルディ家の血を受け継いだ私の権利を、こんな風に否定してはなりません!」
ノベル176話あらすじ
ルーラックはビエーゼにロンバルディ家としてのすべての権利を剥奪、別館に移るように、と伝えた。
「と、父さん!」ビエーゼが悲鳴のような声で叫んだ。ビエーゼは体をぶるぶると震わせながらルーラックに抗議した。「権利を剥奪するなんて・・・いけません。いくら父さんでも、こんな仕打ち・・」ルーラックは呆れかえった様子でビエーゼを見つめた。「私はロンバルディです!高貴なロンバルディ家の血を受け継いだ私の権利を、こんな風に否定してはなりません!」
フィレンティアはなんてずうずうしいのだろうとその様子を見ていた。そろそろルーラックの忍耐力も底を突いてきたのが見て取れた。ルーラックは一言ずつ語気を強めてはっきりと答えた。「これまで私がどれだけお前にチャンスを与えてきたか」「血縁を利用して私腹を肥やそうとする者は、この家門に必要ない」アスタナとララネの縁談が、祖父にとっては超えてはならないラインだったようだ。
「ごめんなさい!死んでお詫びいたします!どうかお許しを・・」周りにいた者たちは全員驚愕した。ビエーゼは床にひれ伏したが、祖父は決定をくつがえさなかった。「気づくのが遅かったな、ビエーゼ」祖父はそう言うと、一度も振り向かずにその場を去ってしまった。
案の定。祖父が見えなくなったら、ビエーゼは立ち上がり、悪態をつき、祖父の執務室のほうを睨みつけると床にぺっと唾を吐いて別館のある方へと歩いていった。逆ギレもいいとこだった。柄にもなく謝罪したと思ったが、やはりビエーゼのような人間は一生変わらないのだなとティアは思った。同じ過ちを繰り返し、みずから墓穴を掘って、自ら落ちていくのだろう。「皇后がどう出るか楽しみだわ」ティアには実は今後の皇后の出方は想像がついていた。人はそう簡単に変わらないから。
「ああ!ペレス!ペレス!あの卑しい男が私を邪魔を!」「殺してやる!あいつを、すぐに殺してしまえ!ああ!」ラビニ皇后はあの日、狂ったかのように暴れていた。長子継承法が失敗に終わって1か月、ラビニ皇后の顔色をうかがうデュージー・アンゲナスはおびえていた。
部屋のものを壊すだけでなく、人にまで手をだした皇后に、傍で世話をする侍女たちが全員退職を求める事態になり、デュージーは彼女たちの口止めに少なくない補償金を払うことになった。そして新しい侍女たちを探すのも一苦労だった。最終的には金銭的に余裕のない者たちが集まり、自然と侍女たちの腕のレベルは落ち、それがまた皇后の気に触った。
今は自分に笑顔を向け話しかけてくるラビニに、デュージーはうっかり最近の狩猟大会でアスタナが2位、ペレスが1位だった話をしてしまった。アスタナは1か月前から、皇后宮に全く姿を見せなくなっていた。”母の気が狂ったという噂が宮に広まっている。俺は皇位を継ぐ身なので近寄らないでおきますよ、叔父上”そう話す冷たいアスタナは、ラビニの息子らしくて瓜二つだなとデュージーは思った。そんな息子に育てたのも、ラビニの罪といえば罪なのだ。
狩猟大会の話を聞いた直後に、タイミング悪くラビニのもとへティーポットを持った侍女がやってきた。よりによって今やってくるなんて、なんてついてない子だろうとデュージーは思った。ラビニはティーポットを持ち上げ、侍女の足元に思い切り投げつけた。ガチャン!熱いお湯が侍女の足と足首にかかる。「こんなに熱すぎるお湯を私に飲めと!?」当たり散らすラビニ。侍女はデュージーに助けを求める眼差しを送ったが、彼はそっぽを向いた。侍女は腹ばいになって謝罪を始め、皇后の命令で侍女長に引きずられるように部屋から出された。
ラビニは侍女の代わりにアンゲナス家のものを連れてくるようにデュージーに命じた。しかし、現在年頃的にちょうど良いのはデュージーの娘たちぐらいしかおらず、どうにかデュージーは話題を変えようとした。そこでセラルから預かった手紙を取り出した。
ビエーゼがダメになった今、ラビニはセラルのこともどうでも良かった。次のロンバルディのお気に入り跡取りはギャラハンか、と考えていた。
これまでラビニのために忠誠を捧げてきたセラルに対して、あまりにも冷たい様子のラビニにさすがにデュージーも戸惑った。ラビニがにっこり笑いながら言った「すべての資格を剥奪され、別館に追いやられたのよ。もうセラルが私のためにできることは何もないわ」デュージーは身の毛がよだった。ラビニは”セラルが自分のためにやってくれること”にしか関心がないのだ。
後日、フィレンティアがラウリルから受けとった手紙の束の中に、鮮やかで濃い紫色の封筒があった。ティアは顔をしかめながら、親指と人差し指ではさむようにして、その封筒を束からつまみ出した。「皇后からじゃない?」別館に送るつもりが、間違えて自分のもとに届いたことをティアは期待した。しかし、封筒の裏面には、華麗な書体ではっきりと書いてあった。”フィレンティア・ロンバルディ”と。「まったく面倒だわ」
ノベル176話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

皇后が着実に本人自ら壊れているようですね

ビエーゼの次にティアに手をのばすラビニ

それでもアスタナは2位だった!?

セラルの反応が気になります

人を道具のように見るのはそろそろやめましょう。 ソシオパス?

本気で迷惑がるフィレンティア、良いね!

ペレス!出動だよ!
わたしの感想◎前もそうだったのですが、とにかくビエーゼは自分の家の床につばを吐くのをやめてほしいですね
ノベルと漫画の違い
ビエーゼがイラついた時に度々行う、すぐ近くの床にぺっと唾を吐く描写、さすがに漫画ではカットでした。おじいさんの怒りとビエーゼの焦りと周囲の人の呆然とした様子が漫画で雰囲気でています!
まとめ
以上「今世は当主になります」 176 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。
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