名家の天才に転生しました　30話あらすじと韓国原作漫画レビュー

※未読の方はネタバレにご注意ください

コミカライズHyun ji cho先生、原作Pleiss先生による転生ファンタジーの成長物語。

漫画アプリ「ピッコマ」で連載中、ぜひおすすめです。

漫画のあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。

名家の天才に転生しました30話あらすじ
名家の天才に転生しました30話レビューまとめ
まとめ

名家の天才に転生しました30話あらすじ

教授室に置いてある剣から好きなものを選ぶようにデインは言われた。床はひどく散らかっていて、剣も乱雑に置いてあった。デインは適当な剣を手に取る。剣で教授に攻撃を仕掛け、それが一撃でも成功すれば合格だった。教授は試験でハンデをあげよう、と自分は2歩しか動かないと約束した。

始め！右手にもった剣をだらりと下げた状態で構えないケルタス教授に向かって、デインを右手に持った剣を後方に構えて走り寄る。後方から横振りして、まずはケルタスの左脇腹を狙う。速さはあるが、こんなもんか？と様子を見ながらケルタスが上体を反らして避けたところに、剣先が突然方向を変えて襲いかかった。突然、顔の前まで刃がせまり、ケルタスは自分の剣で応戦する。

あまりに変則的な動きに、少しでも遅れたら大変なところだったと冷や汗ものの教授。デインが剣を扱えることにも驚いたようだ。デインは一旦動きをとめ、呼吸を整える。その姿はケルタスの目には、騎士団や貴族家で習う端正な教科書スタイルではなく、さながら戦場の騎士の姿に見えた。

再びデインが動き出す。剣の構えもジグザグの体移動もかなり変則的だ。ケルタスがなんとか必死で受け止め続ける。たった14歳のガキを相手に、ヘキサ級の自分がここまで追い詰められるのか！？ハンディキャップは不要だったなと思った。ところで、眼の前のデインの姿はどこか見覚えがあるな、と気になり始めた。

あれは戦争中のことだ。一人の剣士が大勢相手に戦っていた。ケルタスが部下に言った「ドレニク帝国にもあんな勇猛な者がいたなんて、驚きだ。しかし、騎士を象徴する徽章や旗が見当たらないな。一体、何者だ？」

と、ケルタスが思い出していた次の瞬間、体勢を低くしてケルタスの間合いに入ってきたデインの剣先ががケルタスの体に届いた。合格だ。デインは息切れし、汗もかいていて、さすが皇室騎士団の実力はすごいなという感想だった。ケルタスはデインが天才であることを確信した。

なぜ剣術学科ではないのかという質問に、デインは家族を悲しませないためだと答えた。教授にお礼を述べ、デインは退室した。適当に追い出して楽をする計画がすべて頓挫したケルタスはさきほどの回想の続きに戻ってみる。部下が「アグリック・・・」と口にしていた。そうだ、アグリックだ。ケルタスはデインの中に、アグリックを見た。