※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
「名家の天才に転生しました」がピッコマ連載中
コミカライズHyun ji cho先生、原作Pleiss先生による転生ファンタジーの成長物語。
漫画アプリ「ピッコマ」で連載中、ぜひおすすめです。
親もなく戦場で生まれ育ったアグリック。14歳で実戦を経験すると瞬く間に腕を上げ、いつしか「戦場で開花した天才」と呼ばれるようになった。 そんなある日、世界に6人しかいないヘキサ級のバウト・テルミオン公爵に挑んだ結果、命を落とす。 ところが目を覚ますと、宿敵アルテオン帝国の英雄「青き旋風」ことアーケン・ソグレス伯爵と、その妻リリーの息子に転生していた! 帝国の英雄で槍騎士の父と元帝国一の暗殺者の母、そしてそれぞれ魔法と召喚術の天才である2人の姉たち。 そんな家族に囲まれた彼が目指すのは、すべてを備えた魔槍暗殺召喚術士だ!
(ピッコマ公式より)
韓国カカオウェブでは、小説版も掲載されていて、小説では最新話821話(2025年5月現在)。連載中です。
漫画のあらすじと韓国原作マンガのレビュー(13話~)をまとめました。各話一覧表もあります。
名家の天才に転生しました各話一覧表
名家の天才に転生しました あらすじ
まずは物語の導入部にあたる幼少期1話~12話のあらすじをざっくり書きました。この国の貴族たちは皆戦場へ行っているところがすごいですね。平和になった世界で主人公は何を目標にするのか、気になります。
1話あらすじ
戦争孤児として生まれ、14歳から戦いに身を投じ、戦場で才能を開花させ、戦場で生きてきたドレニク帝国のアグリック。心臓に根付いた魔力コアは、体の動きと五感を別次元のものに引き上げた。魔力コアは4つに達し、「クアッドコア」へ。戦いが終われば、夢見ていた家族というものを築ける新たな人生が待っていると信じていたが、アルテオン帝国にわずか6人しかいないあこがれのヘキサ級騎士であり、「黒き波」ことバウト・テルミオン公爵に戦いを挑み、命を落とす。平穏も家族を持つという夢も砕け散ったと思いきや、目を覚ますと帝国最高のヘキサ級槍騎士であり「青き旋風」こと英雄アーケン・ソグレス、元帝国最強暗殺者リリー・ソグレス夫妻の末息子デインに転生していた。それも敵国だったアルテオン帝国の伯爵家に。
2話あらすじ
2カ月後。デインが今まで見てきた世界とは違い、ソグレス家はかなり裕福で恵まれていた。飢える心配はなさそうだが、槍騎士の早期教育をしようとする父、そのつもりなら御身術を基礎から叩き込むとと脅す母はまだ赤ん坊のデインの将来に熱心だった。魔法の名門テレポート家では生まれてすぐに隣に杖を置いたと聞いたり、デインのふたりの姉が槍も暗殺も関係のない道へ進んだからだ。膨大な魔力を持つ元気いっぱいなアラベラ・ソグレスは魔法使いを目指し、わずか12歳にして3チェーン級の魔法使い。ちなみに魔法使い最上級は9チェーン、天才だ。やや大人しいクレア・ソグレスは召喚術士。7歳で初召喚に成功、2匹の召喚獣を同時に操る天才だ。両親、姉2人とも教えたがり屋で、みな自分の得意分野にデインを進ませたがった。このずっと思い描いていた「理想の家族」。そもそも戦い挑んで負けた自分に、今回の人生で復讐に意味はないかも。デイン1歳。ソグレス家は1歳で選択式を行い、その子が選んだもので将来を占う。それぞれ家族渾身のもの、魔槍「ドラゴンテイル」毒短剣「ナイトホーン」魔法の「亜空間の袋」召喚獣を呼び出す「召喚の印」が並べられた。デインが一歩踏み出すと、4つのもの全てが光り輝き反応した。天才だ!4つともやらせよう!
3話あらすじ
デイン・ソグレス7歳。父からの誕生日プレゼントは新しい特注の槍。父から稽古でヘキサ級槍騎士の技、突きと同時に体内の魔力を放出させ空間そのものを歪ませる、魔力を一点集約させる「コア」特性を活かした技を見せられる。父の魔力コアは6。デインが集中し、技を繰り出すと空間に亀裂が入った。魔力を槍先に流し込み、先端に到達した瞬間にその流れを断ち切ったと説明するデインに、魔力コアを作ったのか?と驚愕する父。実は3歳の時に魔力呼吸していたらできたのだ。天才だ!これなら魔槍暗殺召喚術士になれるかも?夜は誕生パーティ。帝国最上位家門テルミオン公爵家当主のバウト・テルミオンも来た。彼はソグレス伯爵にとって兄者だった。デインは自分を倒した公爵に素知らぬ顔で挨拶する。続けて、公爵家の末娘レイラ・テルミオンも挨拶をした。
4話あらすじ
パーティは順調だった。テルミオン公爵は妻の体調が思わしくなく、首都へ戻るかもと話す。デインとレイラの二人は会場を抜け出し、庭にいた。レイラはデインのイケメンぶりに嬉しそう。レイラは社交よりも剣が好きなようだ。デインは槍を修練していることを話す。アカデミーに入るための修練ではない、と聞き驚くレイラ。失敗が許されないプレッシャーで育ったレイラに、アカデミーに落ちて家族を失望させることを怖がらないデインは羨ましかった。訓練場で、レイラの剣術を見せてもらう。攻守の切り替えはスムーズ、急所を突くタイミングも見事、しかし3番めの型から足が半歩ずつズレているとデインは指摘してあげる。ショックを受けるかと思いきや、自分の問題点がわかり、レイラはデインに抱きついてお礼を言う。デインは会場に戻ると、母から家門の紋章ヘビに巻き付かれたライオンをかたどったブローチを贈られる。これは身分と名誉の証明。姉たちも持っていて自慢していた。大勢から祝福されて喜びに包まれるなか、屋敷が大きく揺らされ、天井に青白い稲光が光る。轟音とともに登場したのは、姉のアラベラ、テレポート魔法による登場だった。続いてワイバーンに乗ってクレアがやってきた。
5話あらすじ
アラベラ姉さんからのプレゼントは亜空間の袋となるアラベラ特製アーティファクトの指輪だった。デインの遺伝子コード専用の特注品。指輪に魔力を注入すれば亜空間が出現するそうだ。転生前は裕福な人々だけが使っていたものを自分が手にして感動するデイン。デインは発動してみせた。7歳ですばやく袋を開封するデインに家族は天才だ!と称賛する。続いてクレア姉さんからのプレゼント。ファミリア(Familiar)の卵。デカロンを召喚する術式中に出てきたそうだ。ファミリアは召喚獣と似たコードを持つ全く別の存在。一度召喚されれば、ずっとこの世界に留まることができる。どんなものが産まれるかはわからない。クレアはこれは二人だけの秘密だとささやいた。毎日朝晩、魔力を注いで、デインが主人だと教えるのだ。ふと、帰ろうとしているレイラが見えたが、その姿は寂しそうだった。テルミオン公爵はアカデミー魔法学部トップのアラベラに興味がわいた。剣術学部トップの公爵長男にふさわしいと。訓練場から音が聞こえ、公爵が見に行くと、デインが槍稽古中だった。すばらしいと思いながら覗いているうちに、構えと歩き方がまるで剣士であることに気付く。デインが盗み見に気づき、公爵に声をかける。公爵はさきほどのデインの動きを知っている気がして気になった。
6話あらすじ
盗み見を謝る公爵。激しい訓練に息ひとつ上がっていないデイン。この若さで魔力コアは持っていないよな?と公爵は考える。話してみると礼儀作法も見事、武術の実力もあり、優秀だった自らの長男の幼少期を超えてみえた。デインとレイナの縁談も頭をよぎる公爵。去り際、剣術を学んでいるのかと尋ねる公爵に教本を読んだだけですと答えるデイン。まずかった、さすがだなと思いつつ、自分を殺した相手と再び戦って勝つのは考えただけで胸が高鳴るな、とデインは思った。執事のヘルマンが今夜の二次会について話す。姉二人はアカデミーに帰ったそうだ。二次会も終え、ひと息つけた時間。デインは庭で、花は自然界で最も大きな魔力エネルギーを宿しているとアラベラが話していたことを思い出す。花の魔力を分析してみる。巨大な魔力が流れていた。これを自分のものにできれば、体内に定着し、サークルが形成される。かすかに見えていた魔力がより鮮明になってきた、かと思うと、突然バキッと壊れてしまった。そこへ無作法な兄弟二人が花を踏み荒らし、やってくる。デインを侍従と勘違いし、どなりながら胸ぐらを掴んでくる少年は、ティレン伯爵家だと名乗った。デインの記憶では、ティレン家は前世で自分に負けて、捕虜になった貴族だった。捕虜の時もみっともない貴族だった。あの父にしてこの息子あり・・・。デインは話が通じないと思い、頭突きをかました。鼻血を出して倒れ込む兄。
7話あらすじ
「この野郎ふざけやがって!」暴言を吐きながら、自分より小さいデイン相手に殴りかかってくるティレン兄。その攻撃はことごとく避けられる。デインはさきほど試した魔力の流れを圧縮して実体化してみようと考える。手の平から繰り出された魔力はティレン兄の腹にヒットし、床がえぐれる勢いで倒れ込んだ。不安で駆け寄るティレン弟。ティレン兄は「殺してやる!」と立ち上がった。どうやら召喚術士だったようだ。ゲンドーフを召喚する。ただのオオカミかあ・・・と見つめるデイン。デインの首を噛みちぎれと命令されたゲンドーフは、色が赤から青に変化し、デインの前で頭を下げた。そういえばクレアのワイバーンもデインにはよく懐いていた。どうやらデインの先天的な親和力の高さと、ティレン兄の召喚獣との親密度の低さが要因のようだ。ティレン弟はお漏らし、泣き出した。デインが大浴場の場所を教えると、ティレン兄が待ってろよと言いながら弟デナルを連れていった。召喚獣はそのままだった・・・。クレアに教わったとおり、ティレン兄とゲンドーフの間に見えたリンクの痕跡にデインの魔力を慎重に上書きしたら、ゲンドーフと繋がった。しばらくすると、ティレン兄は当主のモガード・ティレンを連れて戻ってきた。捕虜だったころより更に醜くなって太っていた。名前を名乗れと言われ、名乗るデイン。
8話あらすじ
デインの名前を聞いて、喜ぶティレン伯爵。今回の件を利用して伯爵に責任を問い、それをダシに鉱山事業権を要求すれば捕虜になった自分を見下していた貴族どもをひれ伏せることができると考える。父のもとへ連れて行く前に、仕掛けてきた長男の謝罪を要求するデイン。召喚獣も奪ったのではなく、ついてきただけと話すと、伯爵はリンクの遮断に思い至った。揉め事の気配に、父ソグレス伯爵とテルミオン公爵がやってきた。公正を期す父はまず相手の話を聞いた。都合の良い嘘話だった。次はデインが説明する。テルミオン公爵は召喚獣を通じて証明すればいいと発言した。長男ディグロンはもうゲンドーフを召喚できなかった。ディグロンの印を借りてデインは召喚してみせた。通常、召喚術士固有のコードを刻んだ印は本人にしか使えないものだが、ゲンドーフにはデインの魔力が上書きされていたので、印は媒介にすぎなかった。不利と悟ると、召喚獣を奪われたことは誤解で、ディグロンはデインを殺すつもりはなかった、でティレン伯爵は済まそうとする。「ウソです!」レイラが現れた。
9話あらすじ
レイラは散歩中に偶然会話を聞いていたと話す。ディグロン・ティランは謝罪した。デインは寛大な態度を見せた。父は、召喚獣を使ってデインを殺そうとした件は責任をとってもらうと断言した。城から出ていくように告げる。伯爵は追いすがったがダメだった。怒った父の意外な姿だった。魔力弾で制圧、落ち着いた態度、公爵はデインの将来が楽しみだと言った。父はまだわからないし、今回の件はレイラのおかげだとお礼を言った。公爵はチャンスとばかりにレイラとデインの縁談を持ち出し、父は逃げ、レイラは真っ赤になった。デインは今回のお礼に、レイラに魔力弾の使い方を教えることに。レイラはアカデミーに入る前に魔力コアをふたつ作るのが希望だった。病気で寝たきりの公爵夫人をレイラは喜ばせたいらしい。デインの才能を招待客は賛美し、東部のオペント男爵が娘のシルビア・オペントを紹介してきた。積極的なシルビアにデインはたじたじだった。
10話あらすじ
シルビアに手を掴まれているところにレイラが登場。レイラの視線が怖い。シルビアは首都のレイラ公女に丁寧に挨拶した。レイラは目付きも悪く、シルビアに感じ悪かった。シルビアは自分は東部の男爵令嬢なので引き下がった。デインがシルビアが婚約者ではないと話すとレイラの機嫌が良くなった。デインはレイラを秘密の空間に連れて行った。大きな樹木が根を張る、石造りの遺跡のような場所だ。まずは取り込んだ魔力を体内で感じることから教えた。流れる魔力の「イメージ」なかなかうまくいかないレイラ。こっそり様子を見に来たソグレス伯爵とテルミオン公爵。見ていると、デインは亜空間から大きな鏡を用意しだした。レイラに全身を映しながらやると良いとアドバイスをする。一方、公爵はレイラがデインを気に入っているようだと口にした。レイラは明るくみえるが内心は、兄たちはアカデミー、母親は寝たきりで人に心を開かなくなったと伯爵に話した。公爵は息子たちを甘やかした反省から、レイラにわざとそっけない態度をとっているそうだ。伯爵は、それは傷つけるだけかもしれませんよとアドバイスした。何度も練習し、成功するレイラ。喜ぶレイラとデイン、子どもたちを思いやる話をする伯爵と公爵。その二組をこっそり見守るソグレス夫人だった。
11話あらすじ
実はデインは父二人には気付いていた。まだデインがアカデミーに行くか考えていないと話すと、レイラはアカデミーは貴族たちが人脈を広げる場所だと話した。行きたくなったら行くよと話すデイン。決めたら絶対教えて、そして首都へ来たらテルミオン家に寄って、と約束よと話すレイラ。今回のお返しに聞いてあげる予定のデインのお願いは首都に行く時まで保留となった。誕生パーティが終わり首都へ帰る前、テルミオン公爵はデインにプレゼントを渡した。テルミオンを象徴するものは”復讐”、”剣”、”鍛冶”。先祖は鍛冶職人。帝国を統べたテルミオンの武器はすべてそこから生まれた。この世のあらゆる鉱石が揃い、神秘的な武器やアーティファクトが生み出される鍛冶場。鍛冶場で今回のプレゼントの紋章石板を見せれば、望む武器をひとつ作れるそうだ。紋章は保証書であり、授かった者の名誉と実力の証だった。皇室ですらなかなか手に入らない紋章。驚愕するデインの両親。初めてできた友達レイラとの別れは少しさびしかった。帰りの馬車。公爵はデインを見るたびに、戦士アグリックを思い出していた。数日後。ファミリアの卵が共鳴した。しかし、まだ孵化しなかった。その後、槍ではなく剣術の稽古も始めるデイン。伯爵はパーティを思い出し、デインへの注目度と南部への関心度の高さはすごかった。今日は試しにドラゴンテイルを振らせてみるか?と伯爵は考えた。
12話あらすじ
伯爵が訓練場で見たものは、剣の稽古をするデインだった。どうして槍ではなく剣を・・・兄者であるテルミオン公爵が変なことを吹き込んだんだな!と勘違いする父。しかし、デインの剣は板についていた。間違いなく剣の才能もある、確信する父。デインはいつ習ったのかと父に聞かれ、正直に話すことにした。「特別学んだことはありません」才能あふれるデインに城の外の広い世界が気にならないのかと尋ねる。この伯爵城ではデインの才能は収まりきらないと父にはわかったのだ。正直に気になるとデインが答えると、寂しいが息子の望みなら叶えるよと父は言った。それから、デインにドラゴンテイルを渡した。デインが握ると、ドラゴンテイルが強く反応する。少なくとも槍術は完璧に叩き込んでから送り出すぞ!父は宣言した。稽古を終え、自室にいるデイン。デインは前世のアグリックの頃から外の世界がずっと気になっていた。自分の才能がどう活かされ、世界は自分をどう受け入れるのか、この世界で何ができるのかはわからなかったが、今世では可能性を試すチャンスがあることが嬉しかった。「外の世界に出るんだ!」つぶやくと、母が部屋に入ってきており「決めたのね」と話しかけた。ここでずっと一緒にいられたら一番良かったけれど、世界があなたをそうさせないでしょうと母はデインに言った。だから外に出てやりたいことをやりなさいと。母も父同様、送り出す準備をすると決めた。暗殺術の特訓だ。
まとめ
韓国原作漫画 「名家の天才に転生しました」のあらすじ一覧表をまとめました。
コメント