※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください
ピッコマ大人気ノベル「主人公の養女になりました」全話(外伝含む)あらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに一緒に楽しんでいただきたいと思い、作成しました。韓国webサイトで読破。少しずつ上げていきます。
「想像もできなかった令嬢の人生」のlatineさん原作のノベル『主人公の養女になりました』漫画では、ttonaさんが絵を担当。素敵な世界を描いてくれています。
主人公の養女になりましたノベル102話(漫画99話〜100話)あらすじ
「お、男・・・!」びっくりしたルペ。大声を出しそうな彼の口にフェリオがパンを投げて命中させた。ルペは倒れた。「あれ?ルペは知らなかっ・・・」フェリオはレオに静かにしろと目配せをした。レオニエは無言でうなずき大人しく、蜂蜜がたっぷりとかけられた丸いチーズのデザートに目を向けた。
食事中の話の続きはリビングで行われた。使用人たちはリビングにいれず、レオニエは黒いライオンのぬいぐるみをしっかり抱いたまま、ルペとフェリオの間に座った。「お父さんが2人いるみたいだね」1人だけふざけていたが、残りの2人はレオニエの冗談に全く反応しなかった。特にルペは、食堂に置いてきた平常心をまだ取り戻せていない様子だった。
ルペは震える声でフェリオに尋ねた「あの・・本当ですか?皇女殿下は女性ではなく・・?」「レオ、お前は何で分かったんだ?」フェリオが尋ねた。彼もまた、真実を見抜いたレオニエにひどく驚いていた。「だって、あの骨格はどう見ても男の人だもん」「わたしの得意分野じゃないですか!」さすがのフェリオも今回ばかりは舌を巻いた。
「レオ。お前、ついに・・・悟りの境地を開いたな」自分の娘が服の上からでも他人の性別を見分けられる変態に上り詰めたかと思うと、頭痛がしてきた。フェリオからすると、皇女の秘密よりもずっと気がかりだった。
フェリオは皇女の秘密を知った経緯については語らなかった。知ったのはいつなのか、知ってからの皇后との関係など、すべてにおいて沈黙を守った。ルペは詳しく知りたかったが、自分にそのような権利はないと判断した。「知ったらヤバいの?」レオニエが代わりに尋ねた。フェリオはヤバくはないが面倒なことになると答えた。「えーっ、じゃあいいや」面倒くさいことは嫌いだと言ってレオニエが身を引くと、皇女についての話もここまでとなった。
ルペは夜勤に戻り、フェリオは手をつなぎレオニエを部屋まで連れていった。手をつなぐ度に腰をかがめていたが、フェリオは腰をかがまずに済むことに気づいた。レオニエの背が伸びたのだ。その時、複雑な感情が沸き起こり、フェリオ自身を困惑させた。うれしくも寂しい気持ち。がりがりに痩せていたレオニエの姿を思い出すだけでも、地下監獄にいる孤児院のやつらをあの世に送りたくなる。それなのに、小さかった子がどんどん成長すると思うと少し寂しかった。
そんな父の感情におかまいなく、レオニエは大きくなったことが嬉しくて、冬物の服は小さくて来られないかも!と笑いながら跳びはねた。レオの喜ぶ姿を見ていたら、自分の望みなどフェリオはどうでもよくなった。元気に育ってくれれば、十分だ。北部に戻る前にテオン男爵を呼び、冬物の服を1、2着ほど注文しようと言った。残りの服は北部であつらえよう。
寝室でベッドに横になったレオニエは、ルペには話しても良いのではないかと提案した。フェリオはレオニエの首元まで布団をかぶせながら、知ったって何の得にもならないと提案を却下した。その後、暑いよ、夏風邪をひくぞ、と布団をどこまでかけるかの攻防が続き、やっと布団をかける位置が決まった。
「お父さん、おやすみ・・いい夢見てね。私の夢だよ」「前にも言っただろう?せめて夢の中では休ませてくれ」お互いの頰にキスをした。今日一日を幸せな気持ちで締めくくる、寝る前の儀式だった。名残惜しそうにしていたフェリオが出て行くと、真っ暗闇が部屋全体を覆った。
”皇女が男だなんて・・”レオニエはあの日出会ったスカンディア皇女を思い出した。実は骨格を見て性別を当てたわけではなかった。原作の内容を覚えていたので試しに尋ねてみたのだ。もちろん、ティグリア皇后が自分の次男を女に変装させている理由も知っていた。だが、その理由は今のレオニエにはそれほど重要ではない。父の言うとおり、性別問題について考えるのはやめることにした。”私って親孝行だわ”
この問題は、原作の物語が始まって5年たたないと重要視されない。それまで保留だ。原作には、スカンディア皇女が筋肉モリモリの銀髪美男子になると書かれていた。”イヒヒ!最高!”皇女と仲良くしようと考えながら、レオは眠りについた。
首都では激しい雨が降っていた。梅雨の始まりだ。トーラが、梅雨が終わると本格的に暑くなるとレオニエに言った。レオニエは昨年の秋の終わりにフェリオと出会った。北部の夏も知らなかった。知っている夏は、孤児院での日々がすべてだった。暑いのもそうだが、劣悪な環境のせいで毎日が死ぬ思いだった。古い木造の建物はあちこち木の腐った臭いがし、かびも生えていた。割れっぱなしの窓からは、虫がしょっちゅう入ってきた。蚊やハエが飛び交う中、食べ物はすぐに悪くなり、いつもおなかを壊していた。
レオニエができることは、清潔を心がけ、虫たちをたたき殺し、真夏の暑いなか水を火にかけて沸かし、孤児院の先生たちが食べる質の良い食べ物を盗んでは子供たちと分け合った。そしてもしも見つかれば当たり前のように殴られる、そんな日々だった。
主人公の養女になりましたノベル102話(漫画99話〜100話)レビューまとめ

レオ、私は本当にあなたが骨格だけ見て区別したのだと思っていました

皇女と親しくなりたい理由が・・・筋肉

ナムジュがその時に女装した皇子だと少し困りますね

過度でもなくあまりにも軽くもなく、子育てが適度で丁度良い

筋肉ちゃんちゃんの銀髪イケメンがレオの相手か・・・いいね!

孤児院・・・噛んでしまえ!

レオは大きな未来を見つめています

永遠に苦しむ孤児院先生

孤児院で生き残ったのが奇跡ですね

境地に多様な変態性
わたしの感想◎ひたすら幸せそうなベッドでのフェリオとレオニエのやりとりからのレオニエの孤児院での過酷な思い出。ほんとに孤児院の大人に怒りがこみ上げるよ
まとめ
主人公の養女になりました あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
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