※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください
ピッコマ大人気ノベル「主人公の養女になりました」全話(外伝含む)あらすじ、口コミ、感想。読んだ感想をみなさんに一緒に楽しんでいただきたいと思い、作成しました。韓国webサイトで読破。少しずつ上げていきます。
「想像もできなかった令嬢の人生」のlatineさん原作のノベル『主人公の養女になりました』漫画では、ttonaさんが絵を担当。素敵な世界を描いてくれています。
主人公の養女になりました 外伝1『名前』4話あらすじ
『北の方へは無事にお戻りになられましたか?』手紙の一行目を読んだ瞬間、レオニエはぎゅっと目を閉じた。どうしてあの子を置いてきてしまったのか。たった一行で、まるでスカンディアが隣で囁いているかのようだった。最後に交わした口づけが脳裏をよぎり、無意識に自分の唇をなぞっていた。
『あの日、お会いできて本当に良かったです。毎日、あの時のことを思い出していると言ったら、私を嫌いになりますか?』この一文に、レオニエはサイドテーブルに頭を打ちつけんばかりに悶絶した。変態、最高!さすが私の男!やり場のない想いをぶつけるようにベッドを何度も拳で叩く。嫌いになるなんてとんでもない。レオニエの方こそ、今すぐスカンディアを隣に連れてきて心ゆくまで愛でたかった。それが叶わない現実があまりにも悲しい。
『間もなく冬がやってきます。魔物狩りに出向く際は、くれぐれもお気をつけください。私の心配など無用であることは分かっています。令嬢は誰よりもお強い方ですから。それでも、心配でなりません。なぜこれほど気になるのか、自分でも分かりません』レオニエは深い溜息をついた。私には分かるわ。私を好きだからでしょう。耳が真っ赤に染まる。王都で口づけを交わした時でさえ、これほど恥ずかしくはなかったのに。
二人が会った回数は両手で数えられるほど。しかしいつの間にか惹かれ合い、今やスカンディア以外の男など考えられなかった。フェリオが結婚に反対し続けるなら略奪婚でもしてしまおうかと本気で考え始めていた。ふと目に留まった一文に動きを止めた。兄クリセトスの皇太子任命式を早めようとしているという。来年の晩春の予定だったはずだ。何かあったのだろうか?スカンディアとクリセトスが自分と似た境遇――父親の違う兄弟であることに思い至り、これからは自分と”筋肉ちゃん”もあんな風になるのだと沈んだ気分が戻ってきた。
そんなレオニエの目に、乱れた心を慰める一文が飛び込んだ。『会いに行きます』明日、スカンディアが北部へやって来るという。
***
まだ夜も明けきらぬ早朝から、レオニエは活力に満ちあふれていた。初冬の北部の朝は遅く、窓の外は薄暗いが、レオニエの目には世界がキラキラと輝いていた。幼い頃から仕えるメイドのコニーは、今日は旦那様と奥様が苦労されるに違いないと長年の勘で予感していた。そんな心配をしているとは露知らず、「プンプンに会えるんだわ!」と、窓に映るレオニエは浮き立っていた。心が落ち着かない日々が続いていただけに、スカンディアの訪問は大きな慰めだった。手紙を受け取っただけで悩みは春の雪のように溶け去ったが、まだ小さな水たまりとして残っている。夏のように熱い想いを交わし、残った不安さえ蒸発させてしまうつもりだった。
「おはよう、私の獣たち!」「まだ私の獣だ」修練場では、先に到着していたフェリオが娘の浮かれぶりを不安げに見やった。しかし幼き猛獣はどこ吹く風で訓練に没頭し、初めて父親の隙を突こうと試みるほどだった。惜しくも失敗したが、怪我の恐れがある訓練で常に厳格なフェリオから久しぶりに褒め言葉を授かった。
上機嫌に鼻歌を歌いながらレオニエが向かったのは、地下の監獄だった。壁の棒を手に取り、黒い瞳に黄金色の霧が立ち上ると火が灯る。赤い松明が光のない監獄を照らし出した。
錆びついた鉄格子の奥から、生臭い匂いとそれ以上におぞましい臭いが立ち込めている。松明を差し入れると、真っ暗な影の中に両手両足を縛られた白髪の男が倒れていた。老人と言うには若いが、全身には老人よりも深く過酷な疲弊の痕が刻まれている。体は不規則にねじ曲がり、水を含んだ雑巾を力任せに絞り上げて無理やり広げたかのような異様な姿だった。
顔の惨状は筆舌に尽くしがたい。目鼻立ちを引き剥がし出鱈目に配置し直したようで、輪郭は陶器を粉々に砕いて繋ぎ合わせたような違和感に満ちていた。そのせいでまともに言葉も発せず、食事も満足に摂れないのか、枯れ木のように痩せ細り、時折怯えるように痙攣を繰り返していた。
あの美しかった顔は、ゲートに置いてきたのかしら?
レオニエはその忌まわしい名をあえて口にした。レムス・オロール、と。
神は約束通りレムスを吐き出した。しかし手放したくないという未練が、その体に痕跡として残されていた。ゲートの中で肉体と精神を歪められ、砕かれた状態で時を止められ苦痛を味わい、存在を否定されて元に戻る。歪み、停止、存在否定。それが数十回、数百回、数千回と繰り返された。あるいはそれは、永遠にも等しい一瞬だったのかもしれない。かつての美男子の面影はもはやなく、神の力を求めて堕落した果ての成れの果てだった。
レオニエは松明を壁に掛けた。今日はスカンディアと楽しく過ごす日だから、一点の曇りもない心で会うために、お祓いをしておこうと思ったのだ。フェリオが特別にオーダーメイドした軽く美しい双剣を手に取り、感触を確かめたレオニエ満足げに微笑んだ。そして、鉄格子の向こう側へと足を踏み入れた。
主人公の養女になりました 外伝4話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

「おはようございます、私の獣!」 「まだ私の獣だ」ああ、このやりとり最高!

ハイテンションで拷問に行くのですか?

本当に可愛い変態娘

レムスが生きているなんて!!!

皇帝が死んでしまいましたが、あえて皇太子の任命式をする必要があるのかと思います。皇帝でいいじゃん

レオとスカンが大人になってからの物語。うっとり・・・

これほど残酷な表現が出来るのか

スカンが北部にくるからレオがご機嫌だね〜

誰かと思ったらレムスだった・・・

獣は猛獣でした
わたしの感想◎ラブレターを読む時も相変わらずのレオなところが面白い!
まとめ
主人公の養女になりました あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
外伝5話
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