※未読の方はネタバレにご注意ください
Kakao大人気ノベル「オークの樹の下」のKim Suji先生の新作「忘れられた野原」の連載がピッコマで始まりました!イラストも「オークの樹の下」小説扉絵を担当された千景先生です。2025年12月現在、韓国kakaoサイトにて180話までアップされていて連載中です。ウェブトゥーン化も期待されている作品、ご紹介します。レビューは、韓国でのレビューをまとめております。
韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前は特に固有名詞を日本語にする場合は異なる場合が多いので、あとで修正が入るかもしれません。
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
忘れられた野原206話あらすじ
部屋を出ようとしたバルカスの服の裾を、タリアが激しく掴み取った。カーンは何も悪くない、自分がルーカスを攻撃するよう命じたのだ、カーンはただ従っただけだから罰するなら自分をと叫んだ。その声で初めて、彼女の腕をへし折らんばかりの力で掴んでいることに気づき、指を緩めた。
去年の夏じゅう、この女を断頭台に送らせまいと証拠を隠滅し家臣を脅し司祭に賄賂を贈った苦労が脳裏をよぎった。それらすべての努力を台無しにする女の振る舞いに、激しい怒りがこみ上げた。なぜそんなことをしたのかと問い詰めると、口論の最中に感情が高ぶり口が滑った、まさかカーンが本当に攻撃するとは思わなかったとタリアは途切れ途切れに答えた。
バルカスは力なく笑い、たとえ事実だとしても何も変わらないと告げた。人の血の味を覚えた魔物を野放しにはできない、大公家の直系血族が重傷を負った以上、偶発的な事故では済まされないと。
彼女の喉からすすり泣きが漏れた。これ以上向き合えば自制心を失うと感じ、ドアへ歩み寄った瞬間——重い衝撃とともに細い腕が腰をきつく抱きしめた。タリアは涙でぐしゃぐしゃの顔を上げ、叫んだ。カーンは私たちの子供なのだと。ティウランが言っていた、洗礼を受けずに死んだ子は獣として生まれ変わると。カーンは産声を上げることさえできなかったあの子が、狼に転生して戻ってきた姿なのだと。
バルカスの顔が無残に歪んだ。胸の奥で何かが崩れ落ちる感覚に息が詰まる。いい加減にしろと爆発するような怒号を放つと、タリアはびくりと手を離した。ドアの柱に体を預け顔を覆った。全身に痙攣のような震えが走る。彼は小刻みに震える指の間から、壊れきってしまった妻を見下ろした。涙に濡れた濃紺の瞳が、彼の心を容赦なくかき乱す。言いようのない絶望感が重くのしかかるのを感じながら、彼はそっと目を閉じた。
そうして呼吸を整えること、どれほど経っただろうか。ようやく冷静さを取り戻したバルカスは、姿勢を正すと、たわ言はもう十分だと吐き捨てるように言った。
詳しい内容と続きはピッコマでご覧ください!
忘れられた野原 webtoon化決定!
なんと!韓国kakaoで忘れられた野原がwebtoon化することが発表されました!そして、ピッコマにも来てくれました!
忘れられた野原206話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

タリアとバルカスの葛藤は、ここがピークであってほしいです。正直、死産がピークだと思っていましたが、こうも立て続けにトラブルが起きるのを見ていると、感情が高まるというよりは「不幸の安売り」のように感じられて少し残念でした。まあ……どう展開させるかは作者様の自由ですが、読んでいる立場としては、死産の回以降、作品としてのクオリティが崩れてしまったようで惜しい気がします

本当に、本当に共感します……。傷を抱えた若い夫婦が子供を亡くして、人生に迷ったり、二人の仲がこじれたりするのはわかります。でも、果たしてこれが修復可能なレベルの脱線なのか疑問です。こんなことになって、まだロマンスが成立するの?

それともう一つ言わせてもらうと、バルカスは魔物もなぎ倒す有能な騎士だっていうのに、東部の後継者であるルーカスが家で飼ってるペットの狼(魔物)に噛まれて生死を彷徨うって……。こいつ大丈夫か?って思っちゃいます。なぜ噛まれたのかも気になりますが、ちょっと呆れるというか……

ルーカスが目を覚まして「カーンのせいじゃない」って言ってくれるのかな~~???

いっそタリアをもののけ姫みたいにカーンに乗せて、東部を去らせてやってくれ……

私はただ、バルカスが不憫でならない

タリアは本もたくさん読んでいて、それなりに賢い子だったのに……死産してからというもの、周りに振り回されすぎ……。本当に異教徒だった可能性もありそう……

タリアは、バルカスが「自分に興味なんてない」と信じ込んでいるから、実情をありのまま話そうなんて微塵も思わない。バルカスは、「自分を嫌っている妻のために」ここまで卑怯な手段や裏工作を弄してまで守っている自分自身に毎瞬嫌悪を感じているから、守ったなんて口が裂けても言わない。口があるなら説明しなよ。アバターの世界観を一日だけ貸してほしい。髪の毛をコネクトすれば3秒で解決するのに

バルカスに似た銀青色の瞳を見て愛おしくなった子がカーンなんだと思ってたけど、まさか本当に転生だと思い込んでいるなんて想像もしなかった……。それほどまでにタリアの心は壊れていたんだと思うと胸が張り裂けそうです。バルカスに事あるごとにカーンを近づけていたのは、単に魔物を飼う許可をもらうためじゃなかったんだと考えると辛すぎる

バルカスに、カーンを自分たちの子供として認めてほしかったんだね、やっぱり。石仏みたいな旦那が息子(カーン)まで殺そうとするなんて、タリアが不憫すぎる。それになぜルーカスと揉めたのかが重要だと思うんだけど、なぜそこを聞かないし言わないんだ、このうつけ者共め……

ヒロイン、あなた今それを言い訳のつもりで言ってるの……?

証拠を隠滅して家臣たちを脅して口封じしたことは知ってたけど、司祭たちに賄賂を贈ってようやく裁判を阻止したことまでは知らなかったよ、バルカス……

タリア、本当にもう一から十まで全部ぶちまけてほしい。言葉が足りなすぎてイライラして血圧上がりそう。カーンを助けたいなら、なりふり構わず全部話すべきでしょ。何なのあれ

アイラがタリアに言った「後悔させてやる」という言葉や、ベルナデット皇后がバルカスの誓いの後に言った「お前はこの日を後悔する日が来るだろう」というセリフが、まだ回収されていないという点において……私はまだこの先にどん底があるという事実が恐ろしいです……

「タリアは本をたくさん読んでいて知識が豊富」という設定だけで、「タリアはバカじゃなくて賢い子なんです泣」と言うには、もともと後先考えずに一時の感情で暴走することが多かったですからね……正直、全くキャラ崩壊だとは思いません

こうなるなら離婚してあげてよ……。アイラと結婚して仲良く暮らしなよ~

でも正直、タリアはもともとあんな子だったから……。これまでは読者が「よしよしかわいそうなタリア」「バルカスのせいだ」って目をつぶってきただけ。結婚前は賢かったって?ガレスとやり合ってる時は多少マシだったかもしれないけど、もともとアイラと結婚することになるのが嫌でバルカスに無理難題を言ったり(隙あらばアイラを殺そうとしたり)してたじゃない

バルカスが家に帰った後に起こること。ルーカスが目を覚ましたとみんなが駆け寄ってくる。ルーカスが「自分のミスだった」と告白する。バルカスが大急ぎで奥方(タリア)の部屋へ向かう。扉に鍵がかかっている。扉を壊して中に入ると、血まみれのベッドの上で死んでいる妻。ざまあみろです。妻だ何だ、いつも「俺の妻、俺の妻」って言ってたクセに……。いい気味だわ

私はてっきり、タリアが子供を亡くした後、後には二人の心の傷が癒える(?)と思ってたけど、今は地下40階くらいまで落ちてきた感じ……。問題解決だけを待ってます……

タリアの立場からすれば……カーンがどれほど大切で、なぜ大切なのかを説明するのは、ものすごい勇気がいることだったはず泣。理性的な本人が考えても異常なことなんだから……。だから普段は口も開けず、ただバルカスに「カーンと仲良くしてほしい」なんて言ってたわけで。分別がつくはずなのに、魔獣を子供だと信じているなんて口にすること……あんな切迫した状況で、最後の最後にようやく絞り出した言葉なのに

無念無想。終わりのない不幸にも、いつかは終わりが来るでしょう。ドキュメンタリーを見ているような気分で読んでいます

バルカスが自分のせいで死にかけたことで、タリアはひどく萎縮していたし、ルーカスもまたタリアを不憫に思っている様子だったのに……一体どうして二人の間で争いが起きたのか気になりますね。以前のように暴れることもなかったはずなのに。ライナの暴言も黙って聞いていたのに、ルーカスと喧嘩? ちょっと理屈が通らない気もします

嘘をついてる気がする……。いくら性格に問題があっても、カーンがルーカスを傷つけちゃいけないことくらい分からないほどバカじゃないだろうし。「噛め!」なんて言うはずがない

生まれたことで多くの人々を苦しめた、皇帝の隠し子。残酷な性格の、皇室の問題児。姉の婚約者を奪った悪女。死産によって狂気に陥り、怪物を飼い、異教徒に狂って夫を毒殺しようとし、義弟の命まで奪おうとした東部大公妃。私のタリアは、本当にこれでいいんですか??

ただタリアが精神を病んでる気がする……状況が状況だから無理もないけど、正気じゃない。痛々しい

カーンは逃がすことになりそうだし、ルーカスが目覚めた後に「なぜ噛んだのか」の誤解は解けるんだろうけど、タリアはカーンが死んだと思い込んで抜け殻みたいに過ごして、破滅寸前までいったところで、全ての黒幕が妹のアイラだったと知る……。そんな想像をしています

もどかしい展開とは別に、今回のバルカスと狼の追跡シーンはすごく良かったです。読んでいて情景が目に浮かぶようでした!

ところで、乳母はどうなったか知ってる人います?

みんながタリアの不幸に苦しんでいるのが不思議です。作者様はあえて読者が共感しにくいキャラクターとしてヒロインを設定しているし、むしろバルカスに感情移入してほしいと思っている気がするのですが……! タリアの今までの描写を見れば、昔から他人の助けを期待せず、自分を助けてくれそうな人物に対しても攻撃的だったと、一貫してキャラを積み上げてきました。珍しい手法ですが、展開もキャラ崩壊なく流麗だと思います

ハッピーエンド至上主義だったけど、バッドエンドもいいかもしれない……ハハ。私が狂ったのか、救いがないほど「美味しい」気がしてきた……。どうせ破滅するなら、胸をかきむしりながら見るような強い切なさをください

よく考えてみたら、タリアはおそらく秘密通路があることを知らないんじゃないかな。知っていたら、カーンがいなくなった時に、人目を引くような探し方はしなかったはず。密かに、かつ迅速に秘密通路を使えばいいんだから。バルカスにわざわざ「カーンを連れて外に出てもいいか」なんて許可も取らなかっただろうし。秘密通路を知る者が、ライナが外出する時間に合わせて連れ出した気がします。ライナの側近かメイド長が犯人じゃないかな

バルカスが戻ってくる間に、タリアが死んでしまわないか怖い……。戻ってきた我が子が死ぬ前に、自分が先に死んだほうがマシだと考えるかもしれない。ましてや今は誰もいなくなって、タリアの傍には誰もいないから、本気で死を考えそう

いっそ……バルカスがカーンの一族の異能(動物と対話する能力)を開花させて、カーンと対話したほうが早い気がするのはなぜだろう

バルカスの切ない純愛が、いつタリアに伝わるのか……ストレスを感じつつも、二人の幸せな姿を見るまでは

聡明ではあるけれど感情が優先される人、っていうのは世の中にたくさんいます。プライドのほうが大事で。だから得意だったことも自分の手で台無しにしてしまう人がいるけれど、タリアはただそういう種類の人なだけ……

違うかと思ったけど、バルカスの指、本当に問題があるみたいですね

タリアのは全部嘘だと思う……。実はルーカスが呪術か、あるいは媚薬か、何らかの理由でタリアを襲おうとして、その過程でカーンがルーカスを攻撃したんだと思う。それをタリアが止めたからこそ、ルーカスは死なずに息があるわけで……
わたしの感想◎カーンを子供だと思っているタリアが、噛め、と言うとはどうしても思えない。それに・・・バルカスは、タリアにそこまでさせたルーカスとの口論内容を根気よく聞こうとはしてくれないんだね。2人ともいっぱいいっぱいすぎる。お風呂に入って清潔な服を着て、少しなにか食べてから座って話をしようよ
まとめ
忘れられた野原 あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました
207話

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