※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない375話あらすじ
夢だろうか。高い確率で夢だろうと考えた途端、自分に夢を見る余裕があったのかという疑問が湧いた。カッセルは無気力な頭を無理やり働かせ、最後の記憶を辿った。
濃紺の海。水面に差すかすかな光。魚の群れがその光をまとい刹那にきらめいた。やがてその輝きを飲み込む赤い陽炎が永遠にゆらめいた。水底の獣たちの鳴き声、深淵から変わる潮流が自分を飲み込んでいく音。船上の喧騒がかき消され、海底まで沈んで溺れ死んでしまいそうな感覚。そう、あれですべて終わったのだ。忌々しいオルランドの死体が離れていった、あの後に。
意識より先に、左肩が丸ごと引きちぎられたような激痛が伝わってきた。これほど痛いならどうやら生きているらしい。ようやく現実感が戻ると短く感謝の祈りを捧げ、イネスを思い浮かべた。
窓辺で風に黒髪とリネンの袖をなびかせ、カッセルの名を呼び、一生懸命に手を振っていた最後の姿。子供たち。君は子供を授かったと言っていたな・・・。子供は2人なのに腕が一本きりではどうすればいいのか。カッセルはむしろ淡々と、海中で肩と腕が引き裂かれた光景や、海賊たちが使い物にならない腕を親切にも切断してくれた光景などを想像した。いずれにせよ二度と使い物にならない惨状には変わりはない。
心の準備はすぐに整った。彼は平然と自分の左腕をちらりと見ると、幸か不幸かまだくっついていたが、肩から全身が腐ろうが知ったことかという態度だった。
「起、起、起・・・」「なんだ? 何事だ」ラ・マンチャの男たちの呆れた声が次々と聞こえた。本当に生きていたのかと騒ぎ立て、バスケスと呼ばれた男の足音が近づいてくる。カッセルの気分は冷め切ったままだった。顔を覆うほど伸びた無精髭には塩と砂が塊のようにこびりつき、過ぎた時間の長さを実感させた。
男たちはモリーナの船がまだ来ないのにどうするかと慌て、また気絶させるかと言い出す者もいた。ボロボロの肩で一人で何ができるかと楽観するバスケスに対し、別の者がオルテガの男の戦歴を並べた。片腕しか使わなかったという大領主との決闘、養子サラナスを斬り捨てたこと、自分たちのブルゴス様が逃げまどい、オルランドの右腕ラモンを殺し一人で甲板下にいた大領主配下の中心人物を皆殺しにしたこと。それに対して、うるさいとばかりにバスケスは30日以上寝たきりだった野郎だと一喝した。
30日。カッセルの眉間がわずかに動いた。それなりに日は経っているだろうとは思っていたが、丸30日も過ぎていたとは。串刺しの剣にオルランドの巨躯を吊り下げたまま激流に飲まれ、死体に翻弄された刃が肩甲骨の間を抉り回した。辛うじて腕の形は保っているが、ぽっかりと穴が空いていても不思議ではなかった。潮流に流され、しばらく漂った末、どこかの陸地に運良く打ち上げられたのだろう。あの状態で海中を数時間も漂えば命はないはず。おそらく、水の中にいた時間はそれほど長くなかったようだ。
命だけは繋ぎ止めようとした痕跡はあった。他でもない彼らが、ある目的を持って・・・。破り取った布で肩をぞんざいに巻き、患部には何かが塗られて熱ももたずひんやりとしている。軍服の上着は負傷した左側だけが脱がされ、もう片方は元のまま残っていた。おそらく「誰か」に対して彼の身分を証明するためだろう。
ラ・マンチャ人たちが口々に騒いでいた。死なない程度にしか食わせていなかったのだから、いくらエスカランテでも死体同然の状態で男9人に勝てるはずがない。意識がはっきりしないのは、敵陣のど真ん中で目覚めて怯えているのだろうと誰かが言い、別の男は領主たちがことごとく滅びたのにどこが敵陣だと吐き捨てた。
水浸しで使い物にならない銃を抱え込む仲間に捨てろと怒鳴る者もいたが、本島に戻れば直せる、装填するフリさえすればオルテガの野郎に壊れているかなど分からないと言い張った。オルテガ語を話せる者はいないかと声が上がったが、話せた1人はすでに死んだと返ってきた。
カッセルはその騒ぎをすべて理解していたが、微塵も顔に出さず勝手に騒がせておいた。「我らがブルゴス」と言うからには8番目の領主ブルゴス配下の残党だろう。領主たちは皆滅び、銃も使い物にならないとは、「どっちが間抜けなのか」と傲慢に考えたが、断片的な情報を抱えた頭はいまだ水を含んだ綿のように重かった。
焦げ臭い煙の臭いが肺まで染み込んでくる。質の悪い薬を焼いた臭い。負傷者への鎮痛と消毒を兼ねたものだろう。使う薬まであいつららしいと冷ややかに考えると、肩の激痛もまだマシに思えた。指先を動かそうとすると肩から腕全体を突き抜ける痛みと、引きちぎられるような麻痺に襲われた。だが全く動けないわけではない。機を逸しさえしなければ・・・。
カッセルが動こうとすると、捕まえろと叫びながら真っ先に後ずさりする男、あの若造は一人で不敗のオルランドを仕留めたのだと怯える者、犬みたいにソワソワするなと怒鳴るバスケス。統率は取れていなかった。ゆっくり体を起こすと極限の空腹で腹が引きつった。しかし黙ったまま、自分を塔のように取り囲む海賊たちを一人ずつ冷徹に見据えた。
元凶か、それとも恩人か。彼らが帝国海軍の司令官を生かしておいた目的は明白だった。自分たちの命の保証と莫大な報酬のため。無防備な姿に刃すら立てなかったのは、少しの加害でも死にかねないほど容態が深刻だったからだ。不純な意図があるのは言うまでもないが、流れ着いたブルゴスの残党が行き倒れの自分を「偶然」拾い、金の卵を産む鶏として生かしておいたなら称賛に値する。
だが、もしそうでなかったら。帝国海軍の手が及ばない場所で、純粋な善意から手を差し伸べて彼を救ったのではなく、金塊の価値を吊り上げるために、あえて捜索隊から隠し続けていたのだとしたら・・・。男たちの口論からガンベラという地名が漏れた。ラス・サンティアゴ諸島の南端だ。
モリーナがこれほど戻らないとは思わなかったと一人が悪態をつき、手柄を横取りしたのではという疑念も出たが、オルテガ海軍と接触する度胸はあいつにないと否定された。大領主の時代ですら本島に近づけなかった男だと。ただ、どのみちこいつを隠す必要はあった。オルテガ軍に見つかりガンベラに上陸されていたら、金どころか命も危うかったと話す彼らに、「今なら状況が違うのか?」そのオルテガの男が、突如としてラ・マンチャ語を口にした。視界に入るすべての顔が一瞬にして凍りついた。
やはり後者だった。
おかげで時間を無駄にした、報酬も期待通りとはいかなくなるな――カッセルは不敵な笑みを浮かべた。
この結婚はどうせうまくいかない375話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

あ~~~。もう、ずっとニヤニヤ笑いっぱなしで読み終わっちゃった。カッセル、あんたなら生きてるって信じてたよ、私(読者全員)はね

背が高くてイケメンで、自分の女にだけは異常なほど優しくて、勇敢で喧嘩も強くて、頭もいいから外国語まで堪能だなんて。カッセル、セクシーすぎる~~!

きゃあああ~~~~~~~!復活だ!

皇太子妃時代の話が面白いので、ぜひその部分の外伝を書いてください!

生きててくれてありがとう

30日ぶりに目を覚まして、真っ先に考えたことがイネスと離れ離れになったあの日のことなんて・・・

子供が2人いるんだから、片腕になっちゃダメだって言うカッセル・・・。ううっ!!!

海賊ども、もう終わりだな。カッセル!まずはあのマヌケな連中をうまく使って、死の淵から生還したことを一刻も早くイネスに知らせよう!!!

あいつら面白すぎでしょ・・・せめて強そうなフリだけでもしろって

海賊たちが詰め甘くて可愛い

最初に思ったこと。「記憶喪失のフリしろよ・・・」だったんだけど。最後まで読んだら、やっぱりカッセルらしいなって納得しちゃった

パッと浮かんだ感想が、「お腹空いてるだろうな・・・」だった

腕・・・。泣 腕が・・・。片腕はダメだよぉ・・・。だって、二人まとめて抱っこしなきゃいけないんだから・・・

カッセル、君の度胸は世界一だよ

カッセル、出動。

さすが頑丈だね。海賊たちも腰抜かすんじゃない?

クソ野郎ども、隠し持ってやがったな

すごいよ、カッセル~!

生きてた~~!まる一ヶ月も寝込んでたなんて
わたしの感想◎カッセル、どのくらい体は動かせるのかな。海賊たちがちょっと怯えて逃げ腰でいてくれて何より
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
376話

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