※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない423話(エピローグ20話)あらすじ
イネスがフローレスから再雇用したエスポーサ出身の女医セシリアは、恐ろしいほど口が堅かった。しかしカッセルはその沈黙よりもさらに執拗だった。彼は何食わぬ顔でイネスをヴァレスティナ公爵邸まで送り届け、食事を見届け、体を洗い、眠りにつくまで静かに付き添った。そしてようやく、侍女のようにずっと付き添っていた女医を誰もいない廊下に立たせ、冷徹に問い詰めた。
懐妊しているのだろう、と。妊娠したからこそフローレスへ去ったのだろう、と。忌々しい子供を自分がまた孕ませてしまったから、と。確信に満ちたその口調はずっと冷ややかだった。一瞬崩れかけた彼の瞳は、逆にギラギラと鋭い光を放ち始めた。妻が自分の子を宿しているかという問いには、文字通り何の感情もこもっていなかった。不安も絶望も、すべては妻に向けられたものに過ぎず、母親と共に危うい境遇にある子供の分などどこにもなかった。
カッセルにとって、その子は命を持たない無形の存在――ただの難関、厄介な何かでしかないかのようにに振る舞った。エスポーサ出身の女医は、数年前とは様変わりした小公爵の冷淡な威圧に気圧されていた。だが忠誠を捧げる相手は小公爵夫人であったため、可能な限り口を閉ざし続けた。しかしその頑なな沈黙こそが、時には答えとなる。妊娠という事実を基点に、疑念はさらに膨らんでいった。
再び子を宿したという「不幸」がどうしようもないのだとしたら、その次は何か。以前とは違う振る舞いには理由があるはずだった。イネスは手足のように従っていたファナもラウルもフローレスには連れず、ラウルはカステラの官邸に、フアナはペレス城へと遠ざけられていた。
つまり産むつもりでフローレスへ発ったのだ。夫が彼女のために選んだ産まないという選択肢は、今回も彼女の中にはなかった。イヴァナを産んだ時、医師と産婆は揃って告げていた。再び出産など夢にも思うなと。この体では懐妊の確率も極めて低いが、万一授かっても決して大切にせず処置しろと。その言葉を、彼女は間違いなくカッセルと一緒に聞いていたはずだった。それなのに。
宿した命を自ら切り捨てる性格ではないのだ。言葉ほど冷徹になれない、愚かなほど情に厚い性分だった。まだ人の形も成していない胎児に、亡くした子供たちの姿を重ねていたのだろう。最後に肌を重ねてからの歳月の長さに、カッセルは気が遠くなった。前のイヴァナの時も、妊娠中期まで周囲が気づかないほど腹の膨らみは目立たなかった。そして今回、その「他人」の中に、遠くへ追いやられた自分がいるのだ。
女医はイネスがただ温泉を楽しみたいだけだと繰り返したが、カッセルはイネスが硫黄の強い湯を嫌うことを知っていた。隠さなければならなかった理由は何か。答えを求めるのは、どうしても別の答えが必要だったからだ。イネスはリカルドとイヴァナを立て続けに産み、ひどく衰弱していた。出産が体を蝕み、子供たちの死が心を蝕んだ。自ら飲み続けていたティリダード(避妊薬)のおかげで妊娠など考えもしなかった。
出産。それはイネスにとっての新たな自殺行為に思えた。あるいは、自分が彼女の背中を突き飛ばしたも同然ではないか。彼女を抱いた瞬間の欲求がひどくおぞましく、羞恥に耐えがたかった。リカルドはわずか十ヶ月、イヴァナはたった三ヶ月。事態はいつだって悪化する一方だった。イネスを見つめる時に浮かべていた端正な微笑みは、剥き出しの感情へと歪んでいった。「それ」がまたイネスの魂を飲み込むだろう。彼女を殺すだろう。自分がまた彼女を殺すのだ。
義父は子供が生まれさえすればと言い、忌々しいオルガも祖母のふりをし、ルシアーノは際限なく愛情を注ぐだろう。理屈では跡継ぎの誕生を喜ぶべきなのに、すべてがイネスによって隠されていた。まるでこの世に誰一人その子を歓迎する者がいないかのように。まるで誰かが子供を産ませないようにしているかのように。実のところ、自分こそがそうだった。その態度がイネスを遠ざけたのかもしれない。
月が満ちれば、結局のところ、いつかは父親が知るべきことだという言葉に、女医はついに認めた。懐妊していると。しかし続く言葉がカッセルを再び地獄へ突き落とした。五ヶ月も前からだと。束の間すがった希望は虚像のように消えた。予後は最初から良くなかったのだろうとカッセルは問うた。女医は肯定した。彼の冷淡な顔が崩れ、扉の外に追い出された子供のような絶望に満ちた表情へと変わった。
イネスが今度は死ぬほど苦しんでいるのかと、声を絞り出した。
女医は、胎児の状態はそれほど悪くないと答えた。奥様が懸命に管理しているからと。だが生きて産むことは叶わないかもしれないとも告げた。カッセルの白目が瞬く間に赤く燃え上がった。虚空で握りしめた拳が震える。つまり子供は無事かもしれないが、イネスは――。女医はそれ以上答えなかった。
カッセルはイネスの寝室の扉を睨みつけ、激しい足取りで廊下を去った。だが突如として戻り、女医を掴み上げた。充血した瞳で問い詰める。子供が消えれば良くなるのかと。妊娠が危険で、出産が危険で、いつだってそうだったが、今はその「いつだって」より少しばかり危険なだけだろうと。女医は、奥様は子供を産むことを強く望んでいると答えた。カッセルは、死んでしまえば望みなど意味がないと返した。イネスの生死について話しているのだと。
他に何か病があるのかと問いつめた。もし子供を諦めても状況が変わらないと言われれば、その場で死んでしまいそうな表情だった。女医は素早く首を横に振り、けれど視線を泳がせ、考えてから、妊娠だけが問題なのだと断言した。
それならイネスは死なないはずだ。低くつぶやいた彼の口元に、奇妙な笑みがかすかに浮かんで消えた。
この結婚はどうせうまくいかない423話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

セシリアですらパノテのことは暴けないんだね。正体を知っている人にしか区別がつかないのかな。あのクズ野郎、死んでもあの世で自分が殺した人たちに同じくらい苦しめられればいい。皇后もあのクズのために長生きして、苦しめる方も苦しめられる方も末永く苦痛を味わってほしい。皇后はあのクズより15日だけ長く生きろ。もっと苦しめられなかったことを後悔しながら、苦しみの中でくたばってほしい

ああ…なんだか不安。まさか赤ちゃんを消そうとしたりしないよね? うぅ……

何が何でも幸せになろうよ

この二人、なんでこんなにボロボロなの……

一人の嫉妬に狂った悪意のせいで、まともな二人の人生がこんなにもボロボロになっちゃうなんて

この世界観において、人生とは罪をそそぐためのものだというけれど、イネスとカッセルは一体どんな罪を犯したからこんな人生を送っているのでしょうか。二人の贖罪が「子供を産んで二人で幸せに暮らすこと」だとしても。もしかしたらイネスの両親も、イネスとカッセルのように生きなければならないのかもしれません。流産の苦しみを乗り越え、互いを憎むことなく、正気を保って幸せに生きる人生を

子供は本当に大きな祝福なのに、イネスとカッセルにとってはあまりにも大きな傷になってしまったね……

ちょっと、ここまで狂う必要ないじゃない。あの子がどんな子だと思ってるのよ

カッセルとイネスの最初の人生が、他人のせいで辛く苦しすぎたから、神様がやり直すチャンスをくれたんでしょうね

カッセルとイネスにとって、あまりにも大きな喪失感だ。命の祝福が二人にとっては呪いであり不幸に……。これが神の御心ではなく、悪人のせいで起きたことだなんて

自分がまたイネスを殺すことになるなんて……
わたしの感想◎カッセルのショックは大きいだろうけれど、どうかイネスと落ち着いて話をして
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
424話(エピローグ21話)

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