※未読の方はネタバレにご注意ください
Kakao大人気ノベル「オークの樹の下」のKim Suji先生の新作「忘れられた野原」の連載がピッコマで始まりました!イラストも「オークの樹の下」小説扉絵を担当された千景先生です。2025年12月現在、韓国kakaoサイトにて180話までアップされていて連載中です。ウェブトゥーン化も期待されている作品、ご紹介します。レビューは、韓国でのレビューをまとめております。
韓国語からの翻訳なので細かい間違いはご容赦ください。名前は特に固有名詞を日本語にする場合は異なる場合が多いので、あとで修正が入るかもしれません。
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
忘れられた野原207話あらすじ
巨大な影が視界から消えるまで、そう長くはかからなかった。バルカスは手綱を引いて馬の速度を落とした。騎馬戦士たちが四方に布陣し、奴は急所まで負傷している。遠くへは逃げられないはずだった。
松明を灯すと、血痕が点々と浮かび上がった。森の奥へ入るほどそれは濃さを増していく。やがて大きな血溜まりを見つけ、鞍を降りた。白樺の木々の間を冷たい風が吹き抜け、松明の明かりが産毛のような氷の粒子を照らし出していた。季節外れの初雪だった。
白樺の合間に黒ずんだ影が見えた。歩み寄ると、地面にぐったりと横たわるダイアウルフがいた。矢が突き刺さった箇所は血で赤黒く濡れ、これほどの傷を負いながらまだ息があるのが驚きだった。彼は剣の柄を握りしめた。確実に息の根を止めねばならなかった。剣を抜き放ち、狼の枕元へと歩み寄る。その時、重く閉じられていたまぶたが持ち上がった。
蒼白く光る瞳と視線がぶつかった瞬間、バルカスは動きを止めた。獣の瞳の奥に、絶望と悲しみ、苦痛と恨みが渦巻いていた。彼女の切実な哀願が耳元をよぎった――カーンは私たちの息子だ、一度も産声を上げられなかったあの子が生き返ったのだと。
すべては迷信に囚われた女の世迷言だ。そう自分に言い聞かせ、剣を振り上げた。狼は諦念の目で刃を見つめていた。その瞳にひとひらの雪が舞い降り、溶けた結晶が目尻を濡らし、頬を伝っていく。まるで涙を流しているかのようだった。
やがて彼は、一気に剣を振り下ろした。
詳しい内容と続きはピッコマでご覧ください!
忘れられた野原 webtoon化決定!
なんと!韓国kakaoで忘れられた野原がwebtoon化することが発表されました!そして、ピッコマにも来てくれました!
忘れられた野原207話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

もう本当に、タリアには何も残っていないんだね…。最後までタリアに寄り添ってくれたエドリックももういない、流産したタリアを心から想ってくれたティウランも死に、せめて皇城でタリアを不憫に思ってくれたマリセンも死に、カーンはバルカスの手によって…。そして、あの「借りはない」発言でバルカスまでもがタリアから去ってしまった。私たちのタリアには、本当に何も残っていない…

こうして見ると、誰かが意図的にタリアを孤立させて極限まで追い込んでいるようにも見えて心配ですね

そうですね。ルーカスもタリアに好意的だったのに、こうなったのは怪しいです。タリアに敵対的なライナの方は無事ですし。以前から特別なきっかけもないのにライナがタリアを嫌っているのも変ですし、ライナの隣で誰かがタリアへの憎しみを煽っているのではないでしょうか。タリアを徹底的に孤立させるために

自分の不注意のせいでバルカスとルーカスを二人まとめて死に目に遭わせておきながら、最後まで事情を話そうともせず、ただ恨んで人のせいにするなんて。結局カーンを死に追いやったのはタリア本人だよ。人間を噛み殺そうとした獣をどうやって放っておけと? しかも東部の後継者を。反省もせず恨んでばかりいるのを見ると、まだまだ先は長いなと感じる。繰り返される葛藤の展開、もういい加減終わってほしい…

自分の子供だと言いながら、人に噛みつけと命じたこと自体が驚愕です。状況がどうあれ、本人がルーカスを攻撃する状況が発生してカーンが飛びかかったとしても、止めなければならない立場なのに、噛みつけと言っただなんて。これをどう受け入れろというのでしょう。真実を語らない者に、恨む資格はありませんね

私がバルカスならこう言うね。「私を毒殺しようとした。私の弟もお前のせいで生死を彷徨っている。私もお前を許せない。大目に見てやってるからって、それが自分の権利だと思ってるのか」って。愛が罪ですね。一体どこまで我慢しなきゃいけないの

このコメント欄どうなってるの…。タリアがそんなことするはずないし、母親のそばを離れられない子が、ましてや母親に好意的な人を噛む? 今、当事者たちがまともに話し合えていないのが事実。人間が優先だというのはエゴだと思う

タリアは、自分がやっていないと言っても無駄だと分かっているから諦めたんだと思う。毒薬もルーカスの件も、タリアに非はないはず

ある意味、自業自得でもありますよね

自業自得と言うには、タリアが人を警戒するようになったのは結局まともな人が傍にいなかったからだし、身近な人を死で失うのは何物にも代えがたい大きな悲しみです。バルカスとも誤解があってああなっているけれど、お互いに想い合っているのは見え見えだし。バルカスの発言の方がもっと痛々しく感じます。バルカスには味方がいるけれど、タリアにはいない。これから報いを受けるべき人は他にいる気がします

大公妃としての権限とか、何言ってんだか

本当それ。剥奪するようなものが最初からあったのかって

同感です。すでに幽霊扱いなのに

結局、お前がタリアに何を与えたって言うんだよ

そもそも狼の魔物を飼ったり、神殿に行く予算を削ったり、そういうこと自体が権限だったじゃない…。それに食べるもの、着るものも全部バルカスが用意してくれて、罪を犯しても一度も裁きを受けさせず、皇室からの捜査も食い止めてくれたのに。「何をしてくれたのか」って、みんな忘れちゃったの??

兄妹(ルーカスたち)だけがタリアを責めていただけで、侍女たちが大公妃としての扱いをしていなかったとは思いません。教会に挑発的な服を着て行っても誰も直接文句を言えなかったのも大公妃だったからだし、大公を毒殺しようとしたのに謹慎で済んだのも大公妃だったから。亡くなった大公に毒づいたのに首が繋がっているのも、大公に愛されていたこともあるけれど、一応は大公妃だったから。
毎日の食事、掃除、身なりを整えるために侍女を使えるのも大公妃だったから…。異端に追い込まれる危機から脱したのも大公妃だったから。
ヒーローが愛ゆえに助けてくれたけれど、大公妃でなければすべてタリアにとって致命的な危機だったはずです。立場が狭いのと権限がないのは別物だと個人的に思います。だから私は、タリアに今回の話で失望しました…。個人的な意見として見てください

バルカス、別のダイアウルフの死体を持ってきたのかも…。最後の希望を抱いてみる…

タリアが東部に入った時、本能的にこの土地を愛するようになると感じたって言ってたけど、どうやって? 本当に、どうすればそうなるのよ

なぜカーンがルーカスを噛んでしまったのか、本当に気になる…。タリアが口を開かないから、さっぱり分からない

権限を剥奪して鍵を返せと言われて、持っていないことが判明して別の方向に話が流れ、状況が改善されるといいんだけど

バルカスはすべきことをしただけだけれど、タリアにとっては唯一の喜びだった。今日の回は本当に涙が出る。絶望(ピペ)の野原…花は咲くのだろうか…

あぁ…本当に取り返しのつかない一線を越えてしまった感じ。それがカーンであれバルカスであれ…。タリアが悪女として覚醒するまで、みんな不幸だね。せめてカーンじゃなかったことを願うばかり

どうやらカーンを逃がしてあげたみたいですね。タリアが今の苦境に陥ったのには、ライナの策略があったと確信しています。後で、タリアが紛争を起こさないために耐えてきたことと、バルカスがタリアを守るために甘受してきたことをお互いに知り、理解し合い、もっと不憫に思うようになるはずです。そして再び恋に落ちることを…

タリアは問題ばかり起こして、責任は全部バルカスに押し付ける。足を怪我したのも、本人が状況把握できずにバルカスを追いかけて行った結果なのに、責任はバルカスが負った。グトバン(?)の件も、タリアが盗み聞きして逆上し、ワインをぶっかけてビンタして騒ぎを大きくしたのを、バルカスが後始末した。子供を作る時も、バルカスは「こんな形は嫌だ」と言ったのに、タリアがセネビアに説得されて自分が生きるために強引に作ったわけで

タリアが皇宮に手紙を送って「離婚命令」を出してほしいと頼めばいいのに。流産の時のように許可ではなく「命令」だから、バルカスが無視することも逆らうこともできないように。命令を受け取って激怒したバルカスが離れに駆け込んできて、「俺と離婚して皇宮に行くのか? お前の母親がお前を利用しているのが分からないのか」と詰め寄ったら、「あんたよりは母親のそばの方がマシよ」と言い返してほしい

でもバルカス毒殺未遂の件で、裁判にかけられて死ぬところだったタリアをバルカスが必死に食い止めて守ってあげたことを、タリアが知っているのかどうか気になる

タリアは妊娠中、絶対に赤ちゃんを寂しくさせずそばで守ると言っていたし、子狼のカーンに初めて会った時もずっと一緒にいようと言っていました。でも、その二つの誓いはどちらも守れませんでしたね。しかも自分の意志ではなく他者の介入によって守れなかったのだから、なおさら落胆は大きいでしょうに…。これをどう回復するのか見当もつきません

討伐隊が夜明け近くに戻ってきた点、バルカスが一人で森を歩き回ってすぐにカーンに遭遇した点から…どうか、死んだ狼の首がカーンではありませんように。カーンに矢を放ったのは事実だけど、どこかに隠しておいて、別の同じくらいのサイズの狼を探し回って、結局見つけて身代わりにしたんだと…。剣を振り下ろしたとはあるけれど、カーンの首を撥ねたとは書かれていないじゃないですか

バルカスもタリアも同じように気の毒で不憫です。どちらか一方だけが加害者でも被害者でもないですよね

タリアに罰を与えろと言っている奴らから、何となく「自分が手の届かない美人が苦しむ姿を見たい」という変態性を感じる。本当に嫌だわ

暴走妄想:
ルーカスが目を覚ます、タリアが会いに来る。
「さあ、あなたが私に何をしたか部屋にいる全員に話しなさい」と言い、ルーカスが白状する。
みんな腰を抜かす。
タリアは冷ややかな目でバルカスを見つめながら一喝する。
「何をしているの? 首をはねなさいよ」

でも実は、タリアは最初から「生存」が第一目標で、それより優先すべきことができたのは愛する人がいる時だった。つまり愛が生存に勝っていたってこと。でも、その愛をすべて失った状態で、また生存を最優先にするかな? どうせ地獄行きなら、道連れにしてやるとかにならないかな? それがタリアらしい気がする

そうよタリア! よく考えたわ。もうバルカスを愛さないし、許さないのよ!!!! 久しぶりにスカッとしました。カーンはあまりにも不憫だけど

バルカス視点だからタリア以外の人物描写がほとんどないけれど、バルカスは大公城にいる時間も短いし、タリアも自分を信じていないし、家臣たちも黙り込んでおいて大公妃を追い出そうとする時だけ口を動かすし、タリアの側にいた数少ない者たちはみんな死んで、カーンまで(違うかもしれないけど)死んだのに…。バルカスは本当にタリアが大公城で大公妃らしく幸せに暮らしていたと思っていたのだろうか?

はぁ…バルカスには何も期待しないと決心したと思ったら、今度は絶対に許さないって…じゃあ二人の関係はこれからどうなるの…? 一体なぜずっと引き留めているの…?バルカスもすでにタリアをその座から引きずり下ろしたじゃない…。これならいっそ離婚したほうがマシなんじゃないかな…もう見てられない、辛すぎる

そもそも今、二人の関係がこじれたのは最近の毒殺未遂+カーンの件だけではなく、ずっと前からの前皇后との契約、現皇后の権力利用(バルカスを護衛に就かせる)、アイラやガレスとの関係など、すでにこじれるだけこじれていて、関わっている人間も一人や二人ではないので簡単に解決しないことは分かっていましたが、今回の二つの事件で取り返しのつかない一線を越えてしまったようです。誰が悪いか決めるのも難しい

まるで日の出を見ている気分。「あ、遅すぎた、見られない、諦めよう」と思った時に昇ってくる太陽のように、伏線が回収される回に歓喜するその日を待っています

別邸に行ったらバルカスがカバーしきれない事件が次々と起きそう…。結局、タリアを救うためにバルカスのほうから離婚してあげるような気がします

ルーカスが、バルカスからも見放され城でも徹底的に孤立したタリアを、彼なりに不憫に思って何とかしてあげたかったようだけど…。香りのせいか何なのか、瞬間的に理性を失ってタリアを襲おうとし、それをカーンが守ろうとして攻撃したのではないか。そしてタリアが並べていた言い訳はすべて嘘のような気がする。ルーカスが自分を襲おうとしたと真実を告げてしまえば…

でも私の基準では、バルカスが可哀想だと思えるにはまず本人の感情を自覚すべきなんだけど、まだそこまで至ってないから、感情面では可哀想じゃないかな。基本前提が成立していない感じ。代わりに同じ会社員だと思えば、マッジで可哀想だけど;

でも、ダレンかモドリアンのどちらかはバルカスに首をはねられるかも? こやつら二人が特に調子に乗ってるから、可能性ありそうです
わたしの感想◎それなりに地位の高い2人の言い争いを聞いていたお付きの人は一人もいなかったの?他の人が全員敵になってもバルカスだけはタリアから話を聞かないといけないのに
まとめ
忘れられた野原 あらすじと韓国原作ノベルレビューをまとめました

コメント