※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない393話あらすじ
カルステラ行きの馬車は、まさに這うような遅さで進んでいた。イネスがいくら負担を訴えても、ミゲルは御者との接点を完全に遮断し、生返事で受け流した。おかげで馬車は山道でも極めて快適だったが、所要時間は約8時間という大長征となった。かつてイネスは御者を急かし、同じ道を半分の時間で走破させた前科がある。そんな彼女にとって、這うような速度は苦痛以外の何物でもなかった。
苛立ち不満をぶつけるイネスを、ミゲルはかわし続けた。ルシアーノに何を吹き込まれたのかと問い詰められても彼は否定し、私のミゲルを返してよと訴えるイネスに、君のミゲルなんて最初からいなかったよと返した。嫌がられようと義姉を降ろして散歩させ、お腹の子たちのためにと外の空気を吸わせて歩かせて進んだ。
イネスのもどかしそうな気持ちに耐えられず、結局ミゲルは、野生動物を餌でおびき寄せるような心持ちで戦場の話を切り出した。名案であると同時に失策でもあった。イネスの注意を引くことには成功したが、残りの全時間がカッセルの話で埋め尽くされたからだ。3,4時間も兄の話を聞かされ続け、ミゲルは辟易とした顔でカルステラに降り立った。
続いてイネスが晴れやかな顔で降りてきた直後、邸宅の奥から悲鳴のような声が響いた。ふっくらとした家政婦アロンドラが姿を現すと、イネスは顔を輝かせ、勢いよく階段を駆け上がった。正気か・・・!?ミゲルが止める間もなく、アロンドラの方が転がり落ちんばかりの勢いで階段を下り、イネスを阻んだ。その勢いがあまりにすごくて、ミゲルは一瞬あの女性こそが危険なのではと思うほどだった。
不用心に駆け寄るとはと叱るアロンドラに、イネスはあっさり謝った。ごめん・・・?自分に対しては暴れるばかりだったのに、厳格な家政婦にはすんなり従う義姉の姿に、ミゲルは妙な裏切られた気分を覚えた。階段の途中で抱き合い泣きじゃくる二人の大騒ぎの最中、先に到着していたラウルとファナが玄関に現れ、しばらくかかりそうだと肩をすくめてみせた。
その後はひたすら感涙の嵐だった。アロンドラは大きなお腹に驚き、顔がやつれたと心配し、メンドーサの新聞を受け取るたびに泣いたと語った。イネスは食べて太ったと言い返したが、アロンドラは頑として聞かず、カルステラを発つ時の艶やかさが失われたと嘆いた。まるで幼いセニョリータと乳母のような不思議な二人を、ミゲルはただ呆然と見つめていた。
イネスはアロンドラの涙を拭い、抱きしめた。お腹に気をつけてと口酸っぱく繰り返す家政婦を抱えたまま、楽しそうに笑って官邸へ入っていった。ようやくミゲルに気づいたアロンドラは、大佐の体格をそっくり受け継いだのですねと両腕を広げて歓迎した。ミゲルは呆気に取られたまま、こぢんまりとした玄関へと入っていった。使用人たちが並ぶ狭い廊下を、ミゲルは遠い目で見つめた。これが本当に兄とイネスの家なのかと信じがたい思いだった。イネスは使用人に手招きし、ミゲルに邸内を案内するよう命じると、自信たっぷりの微笑みを浮かべて応接室へ消えていった。
どこからか槌を打つ音が聞こえた。2階の突き当たりの小部屋を、生まれてくる子供たちの部屋に改装中だという。地震でもベッドが揺れぬよう壁に固定しているところだと説明された。その部屋をものの1秒で見終えたミゲルは舌打ちした。子供用ベッドと簡易ベッドだけで部屋の半分が埋まっている。兄夫婦が同時に子供を覗き込めば、それだけで部屋がいっぱいになるだろう。あの2人なら体を触れ合うようなその狭さも悪くないかもしれないが、ミゲルには想像したことがないような生活だった。
窮屈な部屋から覗く景色だけは、ロゴルーニョの丘から海まで一望できる絶景だったが、人間は景色を食べて生きていけるわけではない。以前訪れた際、兄は退役大佐の邸宅を買い取り、独り身で贅沢を謳歌していた。それが結婚と同時にここへ移ったという。あの時は、そんなに結婚が嫌だったのか、こういう場所が嫌なら去れという別居の勧めか、景色で釣ろうとしたのか、それとも狭い場所でイネスと密着して暮らしたかったのか。いずれにせよグランデス・デ・オルテガの最上位で育った女性には、奇異な光景だったはずだ。それなのに、あのイネス・ヴァレスティナがここへ戻りたがっていたとは。
階下へ降りると、瞳を輝かせたイネスがカルチャーショックを消化するだけで精一杯のミゲルをテラスへ連れ出した。カルステラの青い海が一望できる庭園に、彼はしばし目を奪われた。芝生の庭は緩やかな傾斜で、庭木以外に海を遮るものはなかった。しかしイネスが指し示したのは、崩れかけた塀のある家だった。先ほどに続き、今度まで。ミゲルはあの窮屈な独房のような部屋で育つことになる甥たちが、一体何の罪があるというのか・・・と理解が追いつかなかった。
彼女はあの向こうの家が自分のものだと告げた。ノリエガ大佐に3ヶ月、30通以上の手紙を送って泣きついて手に入れたのだという。ロゴルーニョの丘の官舎は私有地と公有地の中間に位置し、軍人以外の個人名義での所有は不可能に近かった。イネスはカッセルの戦死報が届いた頃、戦死者の妻が死後一年間その権利を代行できる条項を見つけ出し、カルステラで子供を育てながら余生を過ごしたいと訴えた。その説明に、夫の死を一度も思ったことないだろうにとミゲルが呆れた。イネスにとって未亡人のふりくらいお安い御用だった。
その手紙を送るやいなや、ノリエガ大佐はその家に住んでいたサモア大尉を退去させたという。退去という言葉を、これ以上美しい響きはないとでも言うように、イネスは微笑んだ。こちらを本館にして、小さいながらも本館の2倍の大きさはありそうな1階層ほど高い場所にあるあちらを別館にするという。
生垣を取り払い回廊を渡し、階段を緩やかにすれば一つの家として使えると、イネスは弾んだ声で語った。使用人たちの宿舎に、客間も応接スペースも、子供たちの書庫やプレイルームも作れるが、生まれたばかりの赤ん坊に広さなどわからないし、手のひらほどの場所で育てても死ぬわけではないと笑った。そしてここは完全に私たちだけの空間にするのだと言い切った。
完全に、私たち。ミゲルはルシアーノが重症だなと呟いていた声を思い出した。ロゴルーニョの丘では前例のない大邸宅になると語るイネスは、小さなものに小さなものを足して、少しずつ大きなものへと変えてきたのだ。エスカランテの邸宅を夢見る幸せそうな顔で、彼女は夫が帰ってくる海を見つめた。ミゲルは祝福するように、義姉の背中を優しくポンポンとした。
この結婚はどうせうまくいかない393話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

小さいものと小さいものを足したら「そんなに小さくないもの」になるんだって

ミゲル、理解しようとしちゃダメだよ!君の兄さんと義姉さんの、ちっちゃなちっちゃな愛の巣を

執拗で粘り強いイネス。カッセルが聞いてたら「やっぱりイネスは天才で非凡で可愛い」って大騒ぎだっただろうね

ミゲルがキョトンとしてるのが可愛いね

あっ・・・急にノリエガ大佐の孫娘を思い出したんだけど・・・うちのミゲルにはもったいないかな?

幸せそうなイネス

イネス:「私のミゲルを返して、ミゲル」
ミゲル:「君のミゲルなんて最初からいなかったよ」
面白すぎ

「そんなに小さくない」素敵な家に住めるようになるんだね

家が一つ手に入るなら、未亡人のふりくらい安いもんだよね

戦死者の妻。こうやってまた利用したんだね、策士だわ

カルステラのすべてが可愛すぎる!!!

最初の頃の陰気なカラスみたいだったイネスは、もう影も形もないね

あの状況でもあの家のことを忘れずにいたっていうのが、本当にすごいと思う

どおりで、あれこれ準備してると思った〜

みんな揃いも揃って「ネズミの穴(狭い家)」だって〜

微笑ましくてニヤけちゃう〜〜

いつの間にこんなことまで!!!カッセル(外2名)を迎える準備!
わたしの感想◎カルステラとアロンドラ、イネスの心から幸せそうな様子を堪能しました~
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
394話

コメント