※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの170話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
ベレサック「姉さん一人が犠牲になれば、皆が幸せになれるんだよ!」
ノベル170話あらすじ
ルーラックは皇帝の手紙を面倒そうにテーブルの隅に置き、向かい側のシャナネットと話を続けた。シャナネットによると、バラポート家の止まっていた炭鉱採掘が再開されたそうだ。炭鉱はバラポート家からレッド商会に所有者が変更され、炭鉱の下の鉄鉱採掘が始まったに違いない。ルーラックは帝国中でおこることを、ロンバルディ奨学会という情報源を利用し、掴んでいた。
「どうやらヨバネスは私を甘くみているようだな」とルーラックが言うと、「皇帝陛下は小さい頃から、それほど聡明な方ではなかったですよね」とシャナネットも辛辣な言葉で返した。ビエーゼが今回ララネを巻き込んだことを2人とも到底許せるものではなかった。
ルーマン家から正式な求婚書も届いた。しかし、それを受け取っていないことにすると言い、ルーラックは暖炉の中に放り投げた。ロンバルディ家は皇室の圧迫に耐えられるが、ルーマン家はそうもいかないだろう。
一方、シャナネットはララネのような優しすぎる子がいつまで耐えられるか心配していた。”ルーマン公子がララネを連れて、東部へでも逃げてくれればいいのに”そうすれば、単なる若気の至りということになり、味方しやすいのに、と考えた。
執務室にディラード家、ヴィルケイ家、デボン家がやってきた。シャナネットは席をはずした。「命令を下してください、当主様。私たちも覚悟はできています」ロマシー・ディラードが言った。ルーラックは禁門令の手紙の内容を説明した。それに対する家臣たちの答えは「最近、私たちがおとなしすぎたのかもしれませんね」というものだった。
まず、ルーラックはロマシー・ディラードに言った「3日後、禁門令が下されたら、ロンバルディ商団を直ちに皇都から撤収させよう」おそらく皇都に物資はほぼ入ってこなくなり、皇都は麻痺状態になるだろう。
次にデボン家。「ロンバルディ交通に頼って皇都に来ていた商団たちに、道案内できないことを伝えよう」これで皇都のみならず、大陸全域に影響を及ぼすことになる。最後にヴィルケイ家。「ロンバルディ建設が進めている皇都の現場22か所、すべて止めなさい」
「これでも皇室が折れなかったら、ロンバルディ銀行と奨学財団も合流させよう。皆も心の準備をしておくように」とルーラックが言う。反論する者は一人もいなかった。ルーラックはヨバネスがここまで強気に出られる理由、そして皇后の次の手をみようではないか、と考えた。
3日後、禁門令が下された。その知らせを聞いた貴族たちは、長期戦になるだろうという者や、ロンバルディ当主が折れるだろうという者もいた。しかし、ロンバルディ家の反撃が始まると、皇都が一瞬にして機能不全に陥った。たかだか一日で、帝国中の者が痛感した。ロンバルディ家が帝国全体に与える、おびただしい影響力を。
セラルは朝早くから、この知らせをララネに伝え、あなたのせいだと動揺させた。ビエーゼもロンバルディ家の損失を口に出し、セラルと一緒になってララネを責めた。ララネは考えた。自分はそんなに間違っているのか?ただ愛する人と結婚し、幸せを望んでいるだけなのに?
ベレサックが言う「ルーマン家のあいつのどこがいいんだ?ちょっと男前だということ以外、全部第1皇子殿下のほうがいいじゃないか」ララネはアビノックスを思い出し、涙ぐんだ。アビノックスの優しい微笑みや優しい手、彼のそばにいるとララネはララネでいられた。
アビノックスにも申し訳ないだろうと詰め寄るビエーゼ。セラルは皇室に嫁げばいつでも家族で会いにいける、と優しい言葉をかけた。それがセラルの優しさに感じて、思い切ってララネはもう一度アビノックスのことを頼もうとしたその時ー。
「ああ、もう!いつまでグズグズしてるの!?」ベレサックが言った「まだわかんない?姉さん一人が犠牲になれば、皆が幸せになれるんだよ!」「ルーマン家の田舎者を諦めれば、皆欲しいものが手に入るのに!いい加減にしてくれよ」
ララネに衝撃が走った。ゆっくりと周りを見ると、父も母も同じ意見であるという顔だった。ティアの言葉を思い出すララネ。”ララネの家族は、ララネが犠牲になっても、それに感謝するような人たちじゃないわ”いつだってティアの言葉は正しかった。”犠牲にならないでいいの、ララネ”
ララネは赤い花の植木鉢を見ながら、「お母様とお父様の言う通りにします」と告げた。喜ぶ家族たちに、数日だけ気持ちを整理する時間をください、と頼んだ。
散歩のふりをしながらララネの部屋の窓の下を通ったティアは、安堵のため息をついた。ララネの部屋の窓枠に、赤い花が咲いていた。
ノベル170話レビューまとめ
ストライキはこうやってするんですね
ベレサックが、ちょっと男前なだけ、と言っているからやはりアビノックスはかっこいいのだな
おお、ベレサックありがとう。初めて良い仕事したね
シャナネットおばさん、無駄な考えではありませんよ
ティアが花道を敷いてくれるって、ララネ花道だけ歩こう
わたしの感想◎ララネがよく決断したね!みんな応援しているよ!
まとめ
以上「今世は当主になります」 170 話 韓国原作小説レビューまとめを紹介しました。
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