※未読の方はネタバレにご注意ください
ピッコマ(まんがアプリ)で毎週金曜日連載中の貴族社会を舞台に書かれる恋愛ロマンス漫画『この結婚はどうせうまくいかない』毎週続きが気になるとても面白い漫画なのでご紹介します
ノベルのあらすじと韓国原作のレビューをまとめました。
イネス前前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前前世の相関図です

イネス前世相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの前世の相関図です

イネス今世6才時点での相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネスの今世(6才時点)の相関図です

イネス今世(現在)相関図
「この結婚はどうせうまくいかない」イネス今世(現在)の相関図です

この結婚はどうせうまくいかない361話あらすじ
奇妙なことに、ベルグラーノでの生活はすべてが順調だった。閉じ込められた身でありながら、イネスはなぜかよく眠り、実によく食べた。それが最近の彼女にはあまりに縁遠いことだったため、もしかして監獄が体質に合っているのかしらと考えてしまうほどだった。
最大の変化は、久しぶりにまともな食事を拒否感なく口にできるようになったことだ。半年ぶりに自らの意志で「お肉が食べたい」と口に運ぶまでになったのだ。パノテを知って以来、出される食べ物が信じられず、誰かが目の前で丸ごと洗って渡してくれるリンゴのようなものだけを少しかじって食いつないできた時期を思えば、あまりに突然の変化だった。
イザベラの経験によれば、それは胎児の頃のカッセルが見せた厄介な好みでもあった。つわりは母親に似ると言うのに、姑と同じ苦労を妻に強いている。あのカッセル・エスカランテが手のかかる赤ん坊だったとは——しかし自分よりカッセルに似た子が生まれるだろうという期待に胸が膨らんだ。肉料理への目覚めもカッセルに似ているからに違いないと、イネスは晴れやかな気持ちで考えた。
一口ごとに付きまとっていた疑念も投げ捨てることができた。ここでは完全に独りで、誰が何を混ぜたかと疑うより、食べなければそろそろ取り返しのつかないことになる可能性の方が高く思えた。母親の体が限界なことに、お腹の子供らも気付いたのかもしれない。妊娠前より痩せ細った体で長く血を流し、最後は斬られ刺された傷口を縫合した。しかも子供への影響が気になり、鎮痛剤も麻酔も拒絶し、素のまま縫い上げた末にイネスは気を失ったのだ。死んだように眠って目覚めた瞬間、たまらない空腹を感じた。食べたいものが次々と具体的に浮かんでくる。
イネスは、自分に取り入ろうとするセラーノ子爵に、喜んでその機会を与えることにした。彼はそれなりに要領が良く野心もある人間ながら、精一杯出世した結果がせいぜいベルグラーノの行政官止まりで、普段のイネスなら側には置かないタイプだったが、この場所では透明で単純な出世欲こそが信頼に値した。おかげで質の良い肉、より冷たく保管された果物、清潔な水が絶え間なくイネスに提供された。不器用だが妙に正確な毒見まで子爵は自ら披露した。グランデス・デ・オルテガの方々なら、食事の時にこうされていると彼なりに考えた振る舞いだった。
官舎の絨毯はベッド下のラグになり、カーテンは鉄格子の内側を囲い、看守が覗き見できないようにした。内密に呼んでもらった医師の診察を受けるにあたって、双子の妊娠を聞いたセラーノ子爵は飛び上がり、「まさか、人生でエスカランテの貴賓を3名もお迎えすることになろうとは・・・」と感激し、自らの官舎の什器を運び込み始めた。実のところ、イネスはその一言に丸め込まれたと自覚していた。『エスカランテの貴賓、3名様』と言われただけで、もう無事に出産を終えたような気分になってしまったのだ。そう、その一言で一気に消え去った不安は計り知れない。言葉の力は時に偉大だった。
イネスはカッセルに送る当てもない手紙を書いた。
もう私たちのことを3人だって言うのよ、カッセル。
あぁ、強いて言うなら自由がないかしら。でも、それは初めから望んでいたことだから・・・
もう二人とも産んで、そばにはべらせているような気分だわ
彼女はたった一行を書き終えるのももどかしい様子で、硬い菓子を手に取るとボリボリと噛み砕いた。あれもこれも食べたいという欲求が強く、まるで今しがた妊娠したかのようだった。
いいえ、だから、あの言葉を聞くまでは、私たちがすでに『3人』なのだなんて、一度も考えたことがなかったの。子供たちが私の元へ来る日や、あなたが帰ってくる日のことを思う時、私はいつも4人のうちの1人に過ぎなかったから。まだ会えていない私たちのことを考えると、結局のところ、私は自分を4分の1にも満たない存在のように感じていたの
だから時々、寂しくて途方に暮れてしまう。夢から覚めた時、あなたがまだ帰っていないことの方が夢のように思えるの。本当の目覚めを迎えた時、隣で眠るあなたを見て、触れて、『さっきのは夢でよかった』と思えることを願ってしまう
あの子たちを当然そこにいるものとして考えると、ベルグラーノのど真ん中にいても心が安らぐわ。一定の時間が経てば、あの子たちは当たり前のように私のそばにいてくれるのだと。私があなたの無事をいつも信じ、当然帰ってくると信じているように
早く4人になりたいわ、カッセル。私たちは、本当に完璧な4人になれるはずなのに・・・
私が今ここにいると知ったら、あなたはきっと驚愕するでしょうね。でも、私がここでどれほどくつろいでいるかを知ったら、呆れて笑い出してしまうに違いないわ
続いて、急に食べたいものがたくさんできて、ここに閉じ込められてたった二日で腹が立ってきた、これはあなたに似たに違いない、体格は立派なのに手のかかる子だったそうねと書きかけた時、セラーノ子爵の切羽詰まった声が響いた。城壁の外の音が聞こえなかったかと問われ、そういえば何か聞こえると答えた。子爵は困惑した様子で一枚の新聞を差し出した。
『エスカランテ若公爵夫人、皇太子殿下の寝室で血まみれの状態で発見される』
メンドーサ週報の第一面だった。発行日は今日だが、本来発行される曜日ではない。皇太子殺害未遂の容疑で投獄中であること、皇太子の肩に傷を残し、本人は胸・腕・脚をナイフで刺されて重傷の状態。公然の不倫関係だったという皇太子近衛隊の証言、しかし実情は無理やり衣服を剥ぎ取ろうとした痕跡が歴然であること。イネスは自らが晒しあげた記事を静かに読み進めた。一片の加筆も修正もない、望み通りの結果だった。ルシアーノがここまでやったのかと首をかしげた。
子爵が鉄格子の窓を慎重に指差した。外をご覧くださいと。イネスが足を引きずって窓辺に立つと、日はすでに沈み暗い夜だった。よく見ると、人々の頭上で松明が揺れている。砦の近くの数本の火が、大きな樫の木の向こうへ目を移すと、終わりのない行列のようにびっしりと連なっていた。民家も数軒しかないこのメンドーサ郊外で、見られるはずのない光景だった。
メンドーサから憤怒した群衆がこちらへ向かっている——今日メンドーサは完全にひっくり返り、無実の罪を着せられたエスカランテ大佐の妻を救い出すための暴動が起きたそうだと、セラーノ子爵は告げた。
この結婚はどうせうまくいかない361話レビューまとめ
韓国のサイトkakaowebでのレビューを見てみましょう。

今回のキーワードは「エスカランテの貴賓、御三方」

イネスが世論を味方につけてきた甲斐があったね、あはは!

今この瞬間も戦場にいる英雄の妻が、あんなふうに虐げられたら、暴動が起きるのも当然だよ!

感動した。泣けてくる。民心が動いてるね。ここまでとは思わなかったけど、民衆のみんな、ありがとう

わあ!!!みんなが立ち上がった!!!

そうそう、人はあの子爵みたいに空気が読めなきゃね。「エスカランテの貴賓、御三方」ふふ

おぉ、鳥肌ものだわ。民心を利用する知略派ヒロイン~

わあ。民意が結局どれほど重要かを改めて見せつけられましたね

守るべき人が3人だと分かったら、暴動で皇帝を変えることもできそう。その頃にはもう皇太子はいなさそうだし、次の王は誰がやるのかな~

でもカッセルは海に沈んだ後どうなったの・・・もう何話もカッセルのことばかり心配してるよ・・・

つわりが終わって食べ物を探してるんだね。食欲がカッセル譲りだ

完璧な4人家族になれるよ!!!カッセル、まだ水の中にいるの???しっかりして戻ってきて!!!エスカランテの貴賓、3名様が今、あなたを待ってるんだから!!!!

わあ、本当に感動しちゃう。あんなの期待もしてなかっただろうに。泣いてるのは私だけじゃなかったんだね

カッセルが知ったら大号泣するはずだよ

どうしよう~~涙が出てきちゃう~~
わたしの感想◎良かった、本当に良かった。イネスの食欲が戻ったことも、貴族社会はともかくメンドーサの人々に真意が伝わったことも
まとめ
この結婚はどうせうまくいかない あらすじと韓国原作漫画レビューをまとめました
361話

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