※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
この記事では、ピッコマ大人気漫画「今世は当主になります」韓国原作小説(ノベル)の韓国でのレビューをまとめました。
ここでは、ノベルの第7話のレビューからまとめました。
個人的に地図と年表と家系図相関図を書いてみました。公式ではありませんので、ご参考にお楽しみください。
今日のひとこと
フィレンティア「全部読んだっておっしゃったのに」
ノベル7話あらすじ
「クレリバン様が、どうしてこちらに?」父が面食らって尋ねる。それもそのはずだ。記憶にある彼は、近いうちにロンバルディ商団を統括することになる実に有能かつ忙しい人物だ。そんな多忙な人間がなぜわざわざやって来たのか。ティアは慌てて本を読むふりをした。
同じ家門の使用人でも、父の態度がオマリー博士の時とまるで違う。少なくとも、当主の息子でさえぞんざいに扱える人ではないということだ。「フィレンティア様にお会いしたく参りました」え?何かの聞き間違いだと思った。驚く父だったが、「授業のことでしょうか?」と尋ねていた。「まだ確定ではありません。今日はフィレンティア様と少しお話ができればと思いまして」というクレリバン。父がティアを呼ぶ。
ティアは本に夢中だった子供を装って、何食わぬ顔で歩み寄り、7歳らしく見知らぬ人に距離を置くかのように、父の膝にのった。しばし沈黙が流れる。ティアとクレリバンは無言で見つめあった。
結局クレリバンが先に挨拶をした。「お初にお目にかかります、お嬢様。クレリバン・フェレットです」初対面ということが分かり、安堵したティアも丁寧にお辞儀をして挨拶した「はじめまして、クレリバン様。フィレンティア・ロンバルディです」クレリバンはギャラハンに席を外すことを頼み、ティアと二人きりになった。
クレリバンはさっきまでティアが読んでいた『南の人々』を手に取る。そして、自分はロンバルディ家で若い後継者たちの教育係をしていると説明した。ティアにも状況がわかってきた。前世でも9歳の頃から少しの間、授業を受けたことがある。その時の先生はクレリバンではなかったけれど。
”授業”とは、ロンバルディ家の子供たちが初めて公に天秤にかけられる面接のようなものだ。年齢は不問で、授業についていけると判断されると参加の資格を得る。そしてある日突然”これ以上来なくてもいい”と言われると、その日が最後になるのだ。そして、授業での評価は常に祖父に報告される。
今回クレリバンを来させたのも祖父に違いない。クレリバンから質問を受ける。「こちらの本の内容がどんなものか教えていただけますか?」ティアは昨晩読んだ内容を答える「まだ少ししか読んでいませんが、帝国南部の森林に暮らす不思議な人たちについて書かれています」しっかりとした答えに当惑するクレリバン。
「この本を書いた著者名は?」「第1章の内容はなんですか?」それらの質問にも淀みなく答えるティア。クレリバンの冷徹な瞳が動揺で揺れる。ティアは「この本が読みたいのでしたら、先にお貸ししましょうか?」と尋ねた。「いいえ。大丈夫です。もう読みましたのでー。ロフィリーが聞いた噂は、3つあり、彼はー」と続けるクレリバンに「クレリバン様、違いますよ。ロフィリーは『彼』ではなく『彼女』です」「序文に書かれていますよ。アバネ・ロフィリー。女性の学者です」と指摘した。
困り果て、慌ててページをめくるクレリバン。これは愉快だわ。「全部読んだっておっしゃったのに」と言うと、彼の肩がびくっとし、耳が赤らんだ。彼は本を閉じ、「最初は大変かと思いますが、年齢が幼いからと特別扱いはいたしません」と告げた。「楽しみです!」きっと自分の賢さがより際立つに違いない。ティアは意欲的に返事をした。授業に参加する許可がおりた。7歳での授業参加は、恐らくロンバルディ史上、最年少だ。ティアは今日の出来事を祖父に報告するクレリバンを想像し、嬉しくてたまらなかった。
ノベル7話レビューまとめ
読む、ずっと
そうしろ、ずっと
面白い、ずっと
ぴりっとする、ずっと
応援だ、ずっと
私も、ずっと
買っちゃう、ずっと
どうしてしきりに?ずっとリレー???コメント欄どうした!?
わたしの感想◎ベレサックのおかげで、ルーラックおじいさんに良いところを見せることが出来たうえ、授業参加にもつながるなんて!嫌な思いをしたけど、つながって良かった
ノベルと漫画の違い
・クレリバンにフィレンティアが挨拶するシーン。漫画では、華麗な作法にクレリバンがあっけにとられていて良いですね!
・クレリバンからのテストシーン、ノベルではギャラハンが席をはずし、2人きりで行われますが、漫画ではギャラハンはその場にいる状態でおこなわれていて、許可がおわると一緒に喜んでいます
まとめ
今世は当主になります ノベル7話のレビューをまとめました
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