※以下の内容は、各回の勝敗結果も出ています。ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
BBCで大人気の番組、ソーイングビー7がEテレで放送されました。裁縫自慢のアマチュアたちがソーイングでバトルします。番組内容をご紹介します。海外インスタより、視聴者たちのコメントも調べてみました。
※日本における「ソーイング・ビー7」は英国におけるシーズン9にあたります
ソーイング・ビー7(5)バタカリ対決
Eテレ放送日:2024年10月31日(木)22:00〜
(再放送:11月3日(日)18:30〜)
毎週木曜日22:00〜放送&日曜日18:30〜再放送
(5)(6)を通してのテーマ:西アフリカ
賑やかな音楽、世界一の大富豪マンサ・ムーサでも有名な西アフリカ。16カ国からなる西アフリカの服を作ってもらう。まずはガーナからスタート!
ソーイング・ビー7 出演者紹介
審査員・司会者と出演者を紹介します。今回はゲストも登場!
特別審査員を紹介
ファッションデザイナーのBanke Kuku(バンキークク)
Banke Kukuの公式Instagramはこちら Banke Kuku(@bankekuku)
ナイジェリアを代表するファッションデザイナー。
ロンドンの大学で学んだのち、ナイジェリアでアパレルブランドを立ち上げた。ラグジュアリーな作品が人気。
審査員/司会進行
審査員:老舗テーラー パトリック・グラント
1972年スコットランド出身。服飾商、実業家。工学の学位を取得している。様々な業界を経験し、ノートン・アンド・サンズを引き継ぎ、立て直す
審査員:ファッションデザイナー エズメ・ヤング
1949年イギリス出身。ファッションデザイナー。聖霊修道院で絵と裁縫を学び、美術学校へ進学。スワンキー・モードを立ち上げる。映画衣装も多数手がけている。
司会進行:サラ・パスコー
1981年イギリス出身。コメディアン、司会者。「ザ・グレート・ブリティッシュ・ソーイング・ビー」クリスマス版に出場した4人の競技者の1人。
出場者 今回は、西アフリカの服というテーマを伝えて感想を聞いた内容を紹介
アスマ
アラビアの服にもバタカリに似た襟ぐりの服があるわ
フォーヴ
賑やかな模様の生地、大好き!ウエールズにも伝統衣装があるの。男性はラガーシャツだけど
ローレン
このテーマ待ち遠しかった。祖父と父はシエラレオネ生まれ。私は行ったことないの。家族全員で同じ生地から縫った服を着るの。父は絆の生地って呼んでる
リジー
30年前に西アフリカに行ったの。男性たちが着ているのを見ました
マリア
あまり馴染みのない文化です。ゲストが優しい人だといいな
マシュー
体にフィットする服しか作ったことないから、頑張るよ
ミア
異文化とか伝統衣装大好き。新しいことが学べるのも好き!
トニー・R
トニー・W
ちゃんと作りたいなー。うまくいくといいけど。
ヴィッキー
ソーイング・ビー7 今回の課題
チャレンジ2 (Alteration Challenge)の審査&結果発表
事前に用意された型紙を用いて基本的な服を作製。
『ガーナの男性が着用するバタカリ』制限時間:3時間
※裾が広がった独特な形と装飾的な襟ぐりが特徴的な服
今回は、チュニックのような服であるバタカリ簡易版。三角のまちを6枚入れて裾を広げる
※伝統的なバタカリはDaboya(ダボヤ)と帯状の織物を剥いで作る。見返しの生地も必要だ
バタカリはガーナのシンボル!
19世紀。バタカリは身を守るための衣服でした。
離散アフリカ人 衣装研究所 所長テレイカ・カークランドさんの話を載せます
もともとはアカンの人たちが綿や動物の皮から作った戦闘用の服でした。時を経て、綿織物から作られるようになります。ちなみに綿織物の歴史は11世紀までさかのぼり、織り手は両手両足を使います。細長く、織り方と色でさまざまな模様が作られます。染料は主に天然素材。青はインディゴ。黄色はタマリンド。茶色は木の皮。
その後、バタカリは文化的なシンボルとなりました。1957年のちの大統領クワメ・エンクルマが着用して、国として団結を世界に伝えました。2022年サッカーワールドカップでは選手たちが着用しました。
マチを作るの初めて。マチ、マチ、マチ・・・
襟ぐり切り取るの緊張する〜
染料が手についちゃった!
ポケットが複雑・・・一体どこにつけるの!?
完成!
マチがきれいに並んでる!ポケットは脇の中央についているかな?見返しの布のチョイスは?
1位はアスマ!
どの部分も美しく、見返しもきれいだった(審査員談)
1位になれるって思ってなかったから、びっくりしたわ(アスマ談)
チャレンジ2(Alteration Challenge)
用意された衣類などをリメイク。独創性と創造力。この課題では、順位発表までどの作品を誰が作ったのかは、審査員には非公表。
『アディレを使ったドラマチックな服を作る』制限時間:90分
アディレは絞り染という意味。ナイジェリアのヨルバ(Omo Yoruba)の人々の布
マネキンに当てて、ドレービングの手法でドラマチックな服を作って
※アフリカの布には模様にそれぞれ意味がある。例えば、『農作物模様』なら『豊かな実り』とか。染め方もいろいろで、スタンプ染め、ろうけつ染め、鶏の羽を使ったり、絞り染もある
細かいところも綺麗につくりたいな〜。普通のワンピースになっちゃうかな。ピンで留めながらアイデアを練る。ガーナの女性をイメージしてる!
全員完成!大変身!
次回へ続く!
わたしの感想◎初めて見る生地、縫製の仕方、伝統、すごく興味深い回でした
〜この回を視聴した海外ファンの方たちのコメント〜
なんて素敵なテーマ!
ドレープされた衣服にガーナのバタカリ、きれい!
異国の縫製について学ぶの大好き
サラ・パスコーさんが着ていたトップスがすごく良かった
I love 西アフリカweek!
美しいナイジェリア生地たち
カラフルな色と模様たち、ファブリック天国で、とても参考になりました
私は今回の生地を初めて聞きました
ゲストさんいいですね
ソーイングビーhuluでもシーズン7までは見ることができます。(このソーイングビー7(英国のシーズン9)は見れません)
huluで見放題!
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