※以下の内容は、各回の勝敗結果も出ています。ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
BBCで大人気の番組、ソーイングビー7がEテレで放送されました。裁縫自慢のアマチュアたちがソーイングでバトルします。番組内容をご紹介します。海外インスタより、視聴者たちのコメントも調べてみました。
※日本における「ソーイング・ビー7」は英国におけるシーズン9にあたります
ソーイング・ビー7(10)シュールレアリスムな服対決
Eテレ放送日:2024年12月5日(木)22:00〜
(再放送:12月8日(日)18:30〜)
毎週木曜日22:00〜放送&日曜日18:30〜再放送
(9)(10)を通してのテーマ:アート
ソーイング・ビー7 出演者紹介
審査員・司会者と出演者を紹介します。
審査員/司会進行
審査員:老舗テーラー パトリック・グラント
1972年スコットランド出身。服飾商、実業家。工学の学位を取得している。様々な業界を経験し、ノートン・アンド・サンズを引き継ぎ、立て直す
審査員:ファッションデザイナー エズメ・ヤング
1949年イギリス出身。ファッションデザイナー。聖霊修道院で絵と裁縫を学び、美術学校へ進学。スワンキー・モードを立ち上げる。映画衣装も多数手がけている。
司会進行:サラ・パスコー
1981年イギリス出身。コメディアン、司会者。「ザ・グレート・ブリティッシュ・ソーイング・ビー」クリスマス版に出場した4人の競技者の1人。
出場者
今回はアートと聞いて?みんなのコメント
アスマ
アートと聞いて不安でいっぱい。シュールレアリスムのヒントは自分の夢。何かから逃げる夢を子供のころから何度も視ているから、それを形にするわ
フォーヴ
フォーヴィズムっていうアートにちなんだ名前なの。生まれながらのアーティストよ。ただ、アートはあまり好きじゃない。最初の課題はポップな感じにしたいわ。最後の課題は、ケイ・セイジの”私は3つの都市を見た”を題材にするわ
ローレン
モダニズムだといっても、派手なものは子供用みたいな気がしちゃう。シックな色でいくわ。アートは自分を写すものだから・・・
リジー
好きな画家がたくさんいます。特にピカソが好き。90年代にアートを学んでいたことがあるの。最後の課題もピカソをイメージするわ
ミア
アート大好き。高校で専門に学んだ。アートは得意分野。シュールレアリスムはぶっとんだものを作るわ
トニー・R
うまく生かせない・・・。最後の課題のヒントはルネマグリッドの”イメージの裏切り”だ。
トニー・W
アートはあまり得意じゃないんだ・・・アートは苦行だ。最後の課題は、マックスエルンストの”花嫁の衣装”がテーマだ
ヴィッキー
大胆な色使いとか、大きな形とか。最後の課題は”目”がテーマ
ソーイング・ビー7 今回の課題
前回からの続き
チャレンジ2(Alteration Challenge)
用意された衣類などをリメイク。独創性と創造力。この課題では、順位発表までどの作品を誰が作ったのかは、審査員には非公表。
『リーズ芸術大学の学生が描いたキャンバスを選んで、服に変身させて』制限時間:90分
※キャンバスはしっかりした素材で、服にできる
(ジャクソン・ポロック=アメリカの抽象絵画の巨匠(ニューヨーク派)アクション・ペインティングを生み出した)
絵筆のタッチが気に入った。せっかくのアートなのに、うまくできるかな・・・。立体感・・・立体感・・・。分厚くて縫うのが大変!!アートっぽくなるかなあ。こんな服作ったの初めて。スーパーパニックモードだ
全員完成!大変身!
〜評価いろいろ〜
すばらしい!立体的でとっても素敵。まるで鎧のようなドレスだ、金属っぽい。色がおしゃれで目を惹く。ちょっと平面的・・。シンプルで積極性が足りない・・・。元の絵柄を生かしてあるが・・。絵の一部をうまく使って、元の絵の価値を高めている服になっている
審査員が順位を発表します・・・
1位はアスマ!
オウムガイの形のおどろくべき服。まさに並外れた作品、絵画をたくみに生かしていて、立体的で目を引く(パトリック談)
審査員のコメントを聞いて、他の人かなと思うくらい驚きました(アスマ談)
チャレンジ3 (Made-to-measure)
最終課題。この課題はマネキンを使用せず、各参加者に一人ずつモデルが割り当てられ、モデルの体型にあわせたドレスなどを作成する。シーズン2以降はこの課題のみ事前の予習が認められている。
サイズ合わせの腕が試されます。
『シュールレアリスムにインスパイアされた服』制限時間:5時間
※シュールレアリスムとは、夢や無意識を扱った20世紀の芸術運動。(サルバドール・ダリ作:記憶の固執が有名)
ファッション業界への影響は?
影響を受けた服は時計のモチーフやヨークの白鳥ドレス
20世紀初め、アートの究極のコラボレーションが実現しました。イタリア人のエルザスキャパレリはパリで一世を風靡したデザイナー。彼女はダリとコラボ(ダリ作:燃えるキリンの時代)。生と死というテーマに取り組みます。スケルトンドレスをデザイン。骨格を浮き上がらせました。スキャパレリはショッキングピンク色も生み出しました。(ファッション歴史家アンバー・ブッチャート談)
すっごく、クレイジーな服を作るわ。目で勝負する人が複数いますね・・・。やわらかいものと硬いものが並んでいるイメージをレースとレザーで表現するわ。ベルベットは悪夢だ・・・。サイズの歪みをテーマにして、異なるサイズのシャツを正面に持ってくるわ。ボーンを入れてふわっとさせる。ポンポンを作る!
全員完成・・・?
〜評価いろいろ〜
繊細なヒダがきれいだね、でも手をかけないやり方でもいいかも・・・。すその雨粒、もっとたくさん欲しかった。アンダースカートにボーンが入ってクラゲみたい。目のデザインにまつげが欲しかった。魚に見えちゃう。黒に黒文字、とってもクール!シュールレアリスムっぽい服だけど、フィット感が欲しかった。
1位はフォーヴ!
ケイセイジの絵を見事に表現できている。するどく尖った三角形の構造物もわかるよ。実際に着られて、おしゃれで今風(パトリック談)ステッチが美しい(エズメ談)
私の夢だったの。自信をもらった。夢リスト、チェック。もう帰ってもいい(フォーヴ談)
残念ながら、今回でお別れするのは・・・トニー・W
トニー・Wの作り出す作品にはファンも多かったので、彼が去ってしまうことを悲しむ声がたくさんありました。すばらしいシンガーが間違った曲の選択でステージを後にしたようなもの・・・彼は間違いなく才能がある!と言っていましたよ〜
次回へ続く!
ソーイング・ビー7(11)ドラゴンのバスローブ対決
テーマはChildren~
2024年12月12日(木)22:00〜
(再放送:12月15日(日)18:30〜)
この後に海外ファンの方たちのコメントが載せてあります。皆さんもそれを読んで一緒に見た気持ちで楽しんでください。
わたしの感想◎ミアのドレス、ポンポンで作った雲に雨粒のキラキラを垂らしていて、かわいかった!!
〜この回を視聴した海外ファンの方たちのコメント〜
トニーは勝つべきだった!
うーん、私はトニーのドレス、本当に良いと思った
トニー・Wがハグ嫌いなのにハグするトニー・Rにすっごく感動した
トニー・Rの”This is a dress”100%買うよ!カット、カラー、スタイル、全て文句なし
テーブルクロスベールはひどかった・・・ごめんなさい
赤いベルベットのウェディングドレスが大好きでした
リメイクの最後の2着はもう、わお!!!
キャンバスの課題、すごい好き!インスピレーションが刺激されました
アーティスト同士のすばらしいコラボリメイク。私はミアがのばしていたキャンバスが大好きでした。とにかく色が美しい
フォーヴ、よくやった!!ウェールズの女の子よ!
ローレンのドレスが私のお気に入り。でもフォーヴの成果にも納得
細部への注意はファーストクラス。フォーブには感銘を受けました。彼女が受けた賞賛に対する彼女の反応も大好き
ソーイングビーはhuluでもシーズン7(日本でのソーイングビー5)までは見ることができます。(このソーイングビー7(英国のシーズン9)は見れません)
huluで見放題!
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