※以下の内容は、ネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
クロヒョウ家のユキヒョウお嬢様 がピッコマ連載中
『私を捨ててください』の作画chero先生、コンテkotavi先生、『オオカミ屋敷の愛され花嫁』のkimnorang先生によるロマンスファンタジー。混血と疎まれた健気な少女が今度こそ幸せを手にすることができるのかー漫画アプリ「ピッコマ」で連載中、ぜひおすすめです。
韓国カカオウェブでは、小説版も掲載されていて、原作小説は外伝まで完結しています。
漫画のあらすじと韓国原作漫画のレビューをまとめました。各話一覧表もあります。
クロヒョウ家のユキヒョウお嬢様各話一覧表
クロヒョウ家のユキヒョウお嬢様 あらすじ
まずは物語の導入部にあたる1話〜7話のあらすじをざっくり書きました。このあとティエルはどうなっていくのか、先が気になります
クロヒョウ家のユキヒョウお嬢様 1話あらすじ
氷結の能力を持つ高潔なユキヒョウ族ネスティアン。その中でも特に強い力を持つ家門の長女レナ・ネスティアン。彼女は皆の期待を集める完璧な後継者であったが、数千年にわたりネスティアン家と敵対関係にあるアステリアン家の後継者カーサス・セレスト・アステリアンと恋におちる。
家門の反対を押し切って結ばれた二人。その後、彼女は娘を産むとすぐにこの世を去った。そして、その娘は異能を全く発現できない「混血」だった。それから7年ー。通常であれば生後1年以内に発現するはずの異能は7歳になっても発現せず、役立たずよばわりされた少女は、当主チェンダー・ネスティアンによって屋根裏部屋に閉じ込められ、虐待を受けた。
それでも少女ティエルは小さな体で極限状態に耐えながら、なんとか生き延びていた。
ある日、激昂した祖父チェンダーによって吹雪の中、ベランダにとじこめられるティエル。叔母であるコーネリア・ネスティアンもいとこであるローウェン・ネスティアンもティエルを助けようとはしなかった。ティエルは震え、意識を失った。再び目覚めると、ローウェンに階段から突き落とされてできた額の傷から、自分が1ヶ月前に戻っていることに気づく。一瞬、両手から明るい光がほとばしる。このままでは死んでしまう。家出して、父であるアステリアン家に助けを求めることを決意した。
クロヒョウ家のユキヒョウお嬢様 2話あらすじ
外が騒がしいことに気づくティエル。そういえば、この頃いとこのローウェンが皇太子妃の候補になっていた。正確には皇太子と同世代の貴族の娘ら全員が皇太子妃候補となり、調べるために皇宮は皇帝直属の副官を送り、ネスティアン家はしばらくの間来客を迎える準備に追われていた。皆がローウェンに気を取られているすきにアステリアンへ向かうことを決意した。ユキヒョウに変身すると、力を温存し、夜になるのを待った。祖父の言葉を信じるならば、父親のアステリアン家でも自分は歓迎されないはずだが、他に行くあてもなかった。2日後、まずは祖父の部屋に侵入し、馬車賃と母親レナの肖像画が入ったロケットを手に入れた。しかし、部屋の外でローウェンの乳母ジャイラに見つかり、使用人たちから追われてしまう。ティエルは皇宮のお客様の滞在している別館に逃げた。ある部屋に入ると、うしろから肩をつかまれ、追求を受けた。
クロヒョウ家のユキヒョウお嬢様 3話あらすじ
肩をつかんできた少年にティエルは名前を名乗った。少年はティエルが青ではなく黄金の瞳をしていることからこの家にいると聞いているローウェンではないことはすぐにわかったが、ティエルという名前には聞き覚えがなかった。そこへ皇帝の副官であるセドリック・ヨビーノがやってきて、屋敷で働く幼いメイドが精神を病んでいて逃げ出したのでネスティアン家の者たちが捜していると報告してきた。メイドという嘘はすぐにわかった。自分の部屋とセドリックの部屋以外に捜索許可を出す。実は少年は内密にやってきた皇太子本人であった。セドリックがいなくなると、ティエルは皇太子に状況を説明した。父親がアステリアン家だときき、皇太子はやっとティエルの正体に思い当たった。ティエルの持っているお金では到底いけない場所なので、皇太子が連れて行くことを買って出た。皇太子はイアンドロス・クラシオンと名乗り、イアンと呼ぶようにと話した。イアンは異能を使い、亜空間を出現させると、ユキヒョウの姿になってそこに入るようにティエルに言った。
クロヒョウ家のユキヒョウお嬢様 4話あらすじ
翌日、セドリックは当主のチェンダーに会い、滞在のお礼を述べた。セドリックの様子からローウェンが皇太子妃候補から脱落したことを確信するチェンダー。空気を読まず祖父に駄々をこねるローウェンを見て、イアンは呆れ顔だった。チェンダーはなにもかも昨夜のティエルによる騒動のせいだと思い、見つけたら容赦しないぞと強く心に決めた。イアンが早婚するのには訳があった。早く伴侶を見つけて刻印しないと、イアンの体では受け止めきれない強大で不安定な異能を彼は持っていて、暴走する前に伴侶と異能を分け合う必要があるのだ。多くの家門はこの状況を利用しようと自分の娘を皇太子妃の座につかせたがっていた。イアンは馬車でセドリックと二人きりになると、亜空間を出現させ、ユキヒョウのティエルを紹介した。セドリックはティエルの髪色と瞳色を見て、すぐにティアンの両親がわかった。二人は双子の兄弟をもうけた後、3人目を妊娠中にレナが臨月の体で失踪、ほどなくネスティアン家がレナの訃報を伝え、カーサスはなにもわからないまま彼女の葬儀を執り行ったのだ。その3人目が生きていたと知り、驚くセドリック。3日後、アステリアン城に到着した。
クロヒョウ家のユキヒョウお嬢様 5話あらすじ
イアンに伴われてティエルはネスティアンの2倍はあろうかというアステリアン城に到着した。ティエルはここに連れてきてくれたこと、素敵なドレスを用意してくれたこと、イアンとセドリックにとても感謝していた。気遣ってソファに座らなかったり、3日間自分の持ってきたパンしか食べないティエルに、座ってスイーツを食べるようにイアンは促した。セレスト侯爵であるカーサス・セレスト・アステリアンがやってきた。ティエルを見て言葉をつまらせるカーサス。ティエルは勇気を出して、レナの娘である証拠のロケットを見せ、食事もほぼ取らずに倉庫や屋根裏部屋で眠るのでここにおいて欲しいと頼んだ。こんな幼い子がそんなことを口にする状況に怒りがわくカーサス。そうっとカーサスが触れようと手を出すと、ティエルは体を縮こまらせて怯えた。カーサスはティエルを別室に促し、イアンの話を聞くことにした。ヒョウ族のふたつの家門は当主の異能が強いほうが一族を統率するリーダーとなる。しかし、6代にわたりアステリアンがリーダーを務める状況にネスティアンは名ばかりの公爵家となり、レナは唯一の希望だった。しかし、レナは当主の座を拒みカーサスの妻になることを選んだ。後継者でありティエルの叔母のコーネリアは当主になる器ではない。ティエルはレナ並の異能を発揮するかもと隠されていたのだろう。ネスティアンの仕打ちがカーサスには想像できた。
クロヒョウ家のユキヒョウお嬢様 6話あらすじ
使用人が慌ててカーサスを呼びにきた。ティエルが食べ物を戻し、たおれてしまったのだ。追い出された時に備えて急にたくさん胃にいれようとしたのが負担だったようだ。主治医のケイドの診断では、重度の栄養失調で発育も年齢のわりにかなり遅いとのことだった。カーサスは先に、ここにいてもよいと伝えなかったことを悔やんだ。カーサスは親子鑑定をし、証明書類を作成しアステリアンの戸籍にいれる予定だとセドリックに伝えた。イアンは宮殿に戻らねばならず、残念だが眠っているティエルとそのままお別れした。夕方、アルピアス・エバルト・アステリアン公爵がかけつけた。ヒョウ族のリーダー。アステリアンの当主。帝国の柱。アルピアスは眠っている孫娘に会いに行き、ようやく会えたことに嬉しさをかみしめた。カーサスはティエルが眠っている間に、状況を説明した。ネスティアンでの悪夢を見て目覚めたティエル。ドアの外から話し声がきこえた”今すぐあいつを殺してやる・・・”ここにいたら殺されると勘違いしたティエル。夜中にユキヒョウの姿になり、部屋を出た。カーサスはみなにティエルが恐怖を感じないように捜索することを命じ、自らは炎のサラマンダーを呼び出した。
クロヒョウ家のユキヒョウお嬢様 7話あらすじ
サラマンダーは地下室で泣くティエルを見つけた。駆けつけたカーサスに怯えて謝るティエル。言うことをきくし、手のひらから光を出せることも見せて殺さないでくれと懇願する。カーサスはその光に驚いた。と、ティエルは気を失った。目が覚めるとベッドの横にカーサスと主治医がいた。アステリアンでは主治医に無視されたティエルはケイドが自分を診てくれるのか尋ねた。カーサスはティエルを安心させる言葉をかけ、この家でなにも心配せず暮らしてほしいと言った。ティエルは嬉し涙を流し、お礼を言った。リアという名のメイドが特によくしてくれて、ティエルは嬉しかった。カーサスはその間に、アルピアスにティエルが異能を発現させたことを伝えた。そしてそれがユキヒョウの氷結でもクロヒョウの炎でもなく、光の異能であることも。
まとめ
クロヒョウ家のユキヒョウお嬢様 の1話~7話のあらすじを書きました。
各話を一覧にまとめました。
これ以降の話は、順次上げていきます。おたのしみに
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